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ロードス島戦記
 AT-Xで「ロードス島戦記ー英雄騎士伝ー」がはじまりました。
 といっても今日は2話でしたが。
 DVD-BOXが発売されるからでしょうね。
 いやあロードス。懐かしいですね。
 ボクらの世代はグループSNEかGAINAXかアリスソフト(かエルフ)か、これら何れかの洗礼を受けてこのヲタ社会に入ったはずです(断言)。
 ドラマガでTRPGを知り、コンプティークでPCゲームを知り、パソコンパラダイスでエロゲという途方もない世界がある事を知りました。
 そしてこの世界の住人となりました。
 90年代前半テイストバレバレですが。
 この話が通じれる貴方もいい年ですねえ。
 でもまだまだ若いもんには負けませんよ。
 お互いがんばっていきましょう(笑)。


 ということで。
 ヲタクという言葉がまだ現在のような社会性を持った言葉ではない時代、中房時代真っ盛りのボクらは1・2年のうちは昼休みなんかもサカーやドッジボールとかともかく外でみんなで遊んでいたわけですが、中学3年にもなるとそれぞれの自主性なんかが芽生えたりして、つるむ連中などが限定されてだんだんと交友関係が固定化されていきます。
 ボクら日陰者は昼休みに教室内で陰気にサイコロを振ったりGMとの押し問答を繰り広げたり、自分のキャラクタへの妄想をひたすらしたりして過ごしていました。
 思えばD&Dの上級ルールとか使っていたというかそんなものを買っていた当時のGM氏はかなり裕福だったんだなと思わずにいられませんね。
 こんなルールが売っているのは当然宇都宮西武(当時)の向かいにあったアドベンチャラーズ・イン。
 ま、そんなわけで上のような洗礼を受ければ自ずと引きこもりヲタへの道へと向かうのは自明の理なわけで。
 当然コンプティークを読んでいればロードスのリプレイとかやっているので自ずとOVA情報とかを目にするわけで。
 余談ですがクリスタニアとか言う外伝もありましたか。そこで初めてうるし原智志という人を知ったわけですが、クリスタニアの挿絵を描いていた頃のエロ少な目の方が好きでした。つうか真似してました。
 この御大はアニメーターが本業の時代の方が好きですね。エロエロになってからは食傷気味です。アニメーター専業のままだったらきっと木村貴弘とかのポジションは堅かったと思うのですが。
 話を戻すと、高校時代になるとロードスの小説がほぼ出揃いはじめるので一通り読んだりするのですが、当時のボクは活字を書くのは好きでしたが読むのは嫌いだったので2巻くらいまでしか読んでません。
 その分TBSの夏休みアニメ特番でOVAの一挙放送なんてのがやったりしていました。
 OVAなんていうものをまともに見たことはなかったので、すげえ作画や動きに身震いした記憶があります。
 まあその当時、ナディア末期のレッドノアとνノーチラスとのパリ上空での1分ちょいの戦闘シーンで感涙を垂れ流していたくらいですからね。若かったんですね。
 ロードス島戦記という作品の所為で現代にも続くエルフという種族がヲタ社会で一気にメジャーになったのではないでしょうか。
 そして間違った(この作品独特の)エルフ像もエルフのデファクトスタンダードとして根付いてしまいましたね。
 ディード萌えるからいいか。
 OVAでは英雄戦争までしかやってなかったわけですが、英雄騎士伝ではその後をやっています。
 あまりにも昔過ぎるので記憶があいまいなんですが(ヲイ)。
 もう一度小説全部読み直します。

 英雄騎士伝ってAICが作っていたんですね。
 思いっきり忘れてた。
 懐かしいですよ。角川歴彦とかいう名前をアニメで見るのは。
 ロードス島戦記-英雄騎士伝-OP は神懸ってますね。CGバンバンじゃないですか。
 中澤一登すげえ。恩田尚之すげえ。そして真綾もすげえ。
 サビ前の間奏部分の映像の使い方はいいです。
 スパークのパーティの面々の奮闘シーン+前作キャラとのオーバーラップ。
 最高です。
 更にOPだけOVAキャラの造形を継承してますね。劇中じゃパーン目が大きくなったというか縦長になってますよね?。エロゲの野郎キャラっぽい印象ですか。
 90年代後半は特にAIC全盛時代だったわけですが、現在で言うとGDHくらいに相当するんでしょうかねえ。
 当時としてはいち早くオリジナルコンテンツのキャラクタービジネスを展開したり出版事業に手を出したりと積極的な経営をしていたのではないでしょうか?。
 しかしそれが裏目に出たのか00年周辺にはすっかりなりを潜めてしまって、最近になってやっと後発で成り上がりのGDHの風下で制作に甘んじているのです(事実誤認も甚だしい)。
 惜しい。実に惜しい。
 時代が時代ならAICもマザーズあたりに上場してたかもしれませんね。そしてGDHとの立場は逆だったかもしれませんね。

 ま、そんなわけでロードス島戦記はボクのヲタ人生において何気にそれなりの重責を占める事を改めて認識したわけです。
 ああ、ボクもまたの呪われた島に呪われてしまったがためにここにいるんですね。
| ヲタク::アニメ | 01:03 AM | comments (x) | trackback (x) |
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