■CALENDAR■
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
<<前月 2024年12月 次月>>
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD:
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■LINK■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

09年のGWは
やっと買えたっ!
 どもです。
 先月末から何故か忙しい状態が続きました。
 あっという間にGWも終了、ということで。

 COMIC1☆3の準備に始まり、以前より計画のあった2泊3日の新潟旅行、そして間髪入れずにまさしんさんの来訪と、続く時は続くんですよね。


COMIC1☆3
 コミケ以外のビックサイトでのイベントってどんな感じなんでしょうかね?。
 そもそも詳細が参加案内が来てもよく解からない状態だったので、実際に参加しない事には始まらなかったわけで。
 参加案内が送られてきた時点では、限りなく懐疑的な見方をしていました。
 時間的に見ても始発辺り慌しく行ってもサークル入場時間ギリギリっぽい感じにしかならないので、余裕を持って前泊体制で臨みました。
 経済的には余裕ないのですがね。
 前日は雨の中アキバで買い物を物色。
 「いっしょにとれーにんぐ」が売ってねえ!。

 COMIC1はコミケみたいに理路整然とした開催までの流れ=システムが出来上がっているわけではないところが、ほぼコミケオンリーのイベント参加者には少々困ったところかな、と。
 荷物の受け渡しは一体何時なんだよ、とか。
 というかコミケみたいな体系的に完成しているイベント開催を主催者に求める時点でそちらのほうが間違いなんだな、と思ったりするわけで。
 コミケみたいに地区担当制度がないみたいなので、参加する側からすれば非常にのびのびと参加できるのではないかと思います。
 成人向け関係のレギュレーションもコミケ準拠で問題ないみたいですし。
 地区担当の人とかがいないので参加登録は本部にて行うのですが、そこでしか行えないので非常に混みあうのです。
 自分的には不満点を差し引いても堅苦しさが目立つコミケとはまた違った自由な気風のCOMIC1は新鮮に思いました。
 こんな感じなら次回も参加してもよいかもしれませんね。

●新潟旅行
 去年の今頃、本当は中国旅行(四川あたり)に行っているはずでした。
 知人のS氏が現地旅行社との折衝を行ったりして、ある程度の予定も出てきてたりした状態だったのですが、自分の経済的状況(要は金がない!)また四川大地震などの影響もあって結局お流れになってしまいました。
 そして今年になって新潟旅行(主に大河ドラマ絡み)が計画されたので、前回の埋め合わせも兼ねて積極的に参加する姿勢を鮮明にしました。
 国内旅行だけに2泊3日でもまあ何とかなるでしょ。

1日目 栃木~前橋(関越道)~六日町(関越道)~雲洞庵(坂戸市)~上田長尾氏墓所~坂戸城跡~上杉主従レリーフ(南魚沼市役所)~慈眼寺(小千谷市)~上越市~宿泊(直江津)

2日目 直江津~御舘跡~春日山城跡~林泉寺~高田公園(高田城)~鮫ヶ尾城跡(妙高市)~兼続お船ミュージアム(与板町)~新潟市街~新潟日航ホテル(新潟市)

3日目 新潟市~新発田城(新発田市)~福島~神指城跡(会津若松市)~鶴ヶ城~栃木

 ・・・とまあ地図で見てみると栃木を基点にほぼ右回りに一周するような行程をたどってますね。
 それもほとんど高速使わずに。ホントようやりますわ、我々。
 例の大河ドラマの影響でちょこっとしか石垣がない城跡にもそれなりの人が押し寄せてたりして、みんな何を見に来ているんだろうとか思わなくもないのですが(我々は歴史ヲタなんでそれだけでも面白いんですが)、対する観光地側の本気度は相当なものですね。

景勝さん以外はクローン石塔でしたが。
 上田長尾氏の墓所には歴代の当主の墓があるのですが、直接兼続・景勝に関係ない当主の墓石もしっかり整備されていますね。みんな同じ形でしたが。
 また南魚沼市でも駅前で大河ドラマで使った小道具とか衣装とかが展示されていたりしたのですが(歴史的遺物は若干)、入場者(入場料600円)には100グラムの魚沼産コシヒカリがプレゼントされるという本気っぷり。
 近くの雲洞庵は直江兼続と上杉景勝が幼少時に学問を学んだところらしいです。
 寺自体はまあとくにアレでもないと思いますが、宝物殿には結構よいものがありましたね。

河井・岩村の骨格から推定される肉声による会談要約も聞けます。
 また地味ながら小千谷市の慈眼寺は戊辰戦争で戦争回避を訴える長岡藩家老・河井継之助と新政府軍軍監・岩村精一郎が会談した所謂小千谷談判で有名な場所です。慈眼寺のこの場所で行われた会談が決裂することにより長岡藩の武装中立体制の維持が叶わず北越戦争が開戦、米南北戦争後に長岡藩に売却されたガトリング砲がぶっ放されるわけです。
 慈眼寺は新潟県中越地震によって多大な被害を受けたようで、とりあえずしっかりとお賽銭をさせてもらいました。

 2日目は御館の乱という語源にもなった「御館」(関東管領であった上杉憲政を謙信が迎えた際の館)よりはじまります。
 謙信も政庁として使用したとの事ですので、春日山からは至近です。
 麓の林泉寺あたりから無料送迎バスを利用(一般車両の直接乗り入れは禁止されているので仕方なく)。
 山城だけに栃木のいろは坂よりもRはキツイですね。そこを切り返しなしで突っ込んでいくこの運転手に思わず惚れてしまいそうになりました。

謙信公は川中島の方角を見ています。
 そして春日山城跡。
 これは本格的な山城ですね。
 っていうか日頃身体を動かすようなことはしていないのにいきなり城攻めをやる羽目になるとは・・・。
 危険だよ春日山城。
 足を滑らせたら簡単に奈落の底へいけますよ。
山城こ怖ええ!
 だいたい御舘の乱ってここの本丸と三の丸で半月以上戦闘状態だってんだからどんだけ近いんだよ。
 山城怖いよ山城。
 麓にある林泉寺にも宝物が結構あって有名な青髭の生えた謙信公の肖像とかGacktとか言う劇場版Zガンダムの主題歌を歌った人のヴィジュアル系無双系謙信公の写真とか肖像画(イラスト)とかが人気っぽかったです。でもそは宝物なのか?。

 高田城をさらっと見た後、上杉影虎最期の地・鮫ヶ尾城跡へ。
 春日山ですらあの有様なのに春日山以上の距離を攻め上るのはほぼ不可能というかそれだけで日程消化しちゃいそうなので入り口でガキどもの遠足風景を眺めつつ見学終了。
 途中来場者が3万人を突破したと誇らしげにかいてある長岡市与板町の兼続お船ミュージアム(与板歴史民俗資料館)を見て、なんで彦根の井伊さんが絡んでるんだよとか思ったりしました(江戸時代には彦根藩の飛地であったようで)。

始めて見た日本海
 新潟はずるいです。
 山も海も平野も全てが揃っているんです。
 山を一つ越えればそこは海。
 なんだよそれ。
 勝ち組理論かよ。
 仕事があけたら海岸で釣りとか彼女と砂浜で夕暮れを見るとか。
 新潟はリア充県かよ(偏見が入ってます)。
 栃木は非リア充県かよ。
 ずっこいぞ新潟。
ホテル日航新潟からの夜景(ピンボケ)


朝の風景
 3日目ともなってくると疲れも溜まってきますね。
 早々に新潟市内を出て更に北にある新発田市へ。
 新発田城。
これが新発田城だっ!
 ここは景勝に抵抗して滅ぼされた揚北衆・新発田重家の居城だったところです。
 さすがに大河ドラマタイアップの旗が極端に少ないのは歴史的な経過が影響しているようですね。
お父さんが不手際でリストラされてなかったらこんな銅像は建ってなかったのでは・・・
 大河ドラマの旗の代わりに「堀部安兵衛生誕の地」ののぼりが出てましたね。
 なんでも堀部安兵衛の父親が現在は再建されている櫓を失火させた責任を取ってリストラされたというらしいです。
 郷土史家みたいな人が史跡(城跡)の解説をしていたのですが、大河ドラマ放送中の真っ盛りのこの時期に「新発田は直江兼続の所為で滅ぼされた」みたいな発言を堂々としているのを見て、まだこの地域での歴史問題は解決していないのだなと思ったりしました。
 またS氏が「戊辰戦争で新発田藩は奥羽越列藩同盟を裏切って官軍側につきましたよね」とか突っ込むとその史家らしき人は「もともと新発田藩は尊王です。新発田藩の周辺には会津藩の飛び地や長岡藩なんかの強豪藩があって、仕方なく列藩同盟側についたまでです。そもそも直正公は薩摩藩主・島津斉彬と交友があり(以下略」と即座に切り返してきたので郷土史家とS氏のやり取りはなかなか面白いものがありました。
 どこかに旅行に行くと必ずこういう人が一人はいるので、そのような一物ある人との交流なんかが旅行の醍醐味なのではないかと最近では思っています。
 その場所よりもそこに暮らしている人の方が圧倒的に面白かったりしますし。
 新発田城本丸あたりには自衛隊の駐屯地もあって朝から軍事教練やってるみたいですので、まだ新発田は春日山辺りと一戦交えるつもりなのかもしれません(笑)。

 新発田を見て新潟での予定は終了。
 一路福島へ。
 ・・・と書くとたった一文で済むのですが、新潟~福島までは凡そ130キロ。
 そもそも上越~新潟とほぼ同じくらいの距離だったりします。
 栃木じゃ100キロも走ったらほぼ間違いなく県外に出られる自信があるっつーのに。恐るべし新潟。

会津恨文化の発祥地
 昼下がりくらいに会津若松に到着。
 鶴ヶ城へ。
 いいですよね、鶴ヶ城。
 会津恨文化とかフィクション白虎隊とか嫌韓的左寄り的イデオロギーな位置づけが最近歴ヲタ界隈でもなされつつある会津若松ですが、鶴ヶ城は素敵なよい城です。
 鶴ヶ城わるないよ。
 とりあえずソースカツ丼を食って栃木へ帰ってきました。

●まさしん氏来訪
 新潟から帰ってきた翌日。
 まさしんさんが大都会からやってきました。
 新潟旅行ですっかり財政的には困窮していたので、田舎特有のおもてなしで対応します。
 地元には30分ほど山の方向に走るとそれっぽい温泉施設があります。
 なんかこの前レジオネラ菌が出たっぽいですが。
 そこに行きました。
 さすがに温泉宿みたいな景観は望めないだろうけどそれっぽくはなってるんじゃないかな、と思っていましたが眼前に広がる山(の麓)は微妙といわざるを得ませんでした。
 でもお湯自体はよかったと思います。
 露天には外気が寒すぎて出られませんでしたが。
 露天の石に寝転がっているおっさんは寒くないのだろうか?。
 グラビアかなんかの撮影か?。
 1時間くらい風呂に浸かっていたので、全身温まりすぎました。
 まさしんさんも喜んでくれているようなのでこれはこれで及第点取れましたかね。

 温泉がある地域周辺にはきれいな水くらいしか出ないので、地元のそば粉から作った蕎麦くらいしかまともな食材はないので、それを食べることにします。
 いかにも田舎の街道沿いのひなびた蕎麦屋だったのですが、客がボクとまさしんさんだけの貸しきり状態。
 これは、喜ぶべきなのかそうではないのか・・・。
 観光地の食い物は高い。
 この前までの新潟の時もそうだったけど、観光地税(地元で勝手に課税)がいい感じで効いていてしたたかに出費の底上げを強いられてしまいました。
 でも2人分の蕎麦(大盛り)+天ぷらセットで3千円弱とは取りすぎだろ。
 つうか大盛り盛り過ぎでないの?。
 もう少しでラーメン二郎状態だろこれ。
 まあボクの食いきれなかった分はまさしんさんがしっかりと処置してくれたので無駄にはなりませんでした。
 二八蕎麦だから日頃食べている親戚が経営している蕎麦屋よりも遥かに上等だと思います。天ぷらも親父がどっかの山から取ってくるような山菜三昧でしたし。

 やはり地元出身者が観光気分で地元を楽しむのは少々難しいようですw。

 いや、オレの心境なんかはどうでもいいのだ。
 オレは今回接待役に徹します。
 まさしんさんに楽しんでもらえればそれでいいのですよ。

 その後なに崩し的に近況報告やらいつものヲタトークへ。
 いっつも絵を描く絵を描く、とか言いながらグダグダになってしまいますね。
 そのうち酒も入って更にグダグダが加速。
 ニコ動のマニアック動画などを見て最高潮。
 夏のあらしと咲辺りまで来ると泥酔状態。
 そして朝方にやっと眠りました。

 色々と微妙なところはありましたが、まさしんさん本当にお疲れ様でした!。
 カラオケは結局次回に先延べになってしまいましたが(苦笑)。

 ・・・とまあこんな休みの方がむしろ多忙になっているゴールデンウイークを過ごしました。
 GW明けからは夏コミの制作を本格化させていきますよ。
 ただでさえ手が遅いんだから、早いうちから負荷かけていかないと。
 まあ、そんな感じです。
 
| ヲタク::時事 | 08:35 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑