2006,11,30, Thursday
さて。
CS視聴しているのだからCSオンリーのアニメも見なきゃ意味がないでしょう。 しかもあまり見る率が少ないのになんか契約を打ち切れないのがANIMAX。 そうか。そうだったんだね。 神様家族を見るために今までずっと取っていたんだね。 いや最近はそれなりにMUSASHIなんてのも見てますが。 つうわけでここのところは神様家族を見ました。 最近何かとMF文庫とかコミックフラッパーとかアライヴとかメディアファクトリーと縁が深い気がしてなりません。 連載ベースなら陰マモ・桃シャナ(ゼロの使い魔)・よみがえる空・神様家族で今年4作品目ですか。 なんですかこのメディアファクトリーのヲタ洗脳政策は。 90年代後半の角川とか00年周辺の少年画報社とか02年あたりのMagGardenとかを髣髴とさせますね。 それはともかく。 (佐間太郎の家族を抜かせば)非常にハートフルな物語でいいですね。 特にテンコが赤ちゃんを拾った話なんて見ていてこちらが恥ずかしくなってくることをきちんとやってくれます。 そしてその赤ん坊が妙に速く成長してしまうとか、以前未完小説の構想でこんなことを考えたりしていただけに、悔しいやら嬉しいやらで涙鼻水涎など各種体液を流しながら見ていましたね。 この6話「テンコの赤ちゃん」、7話「発育少女」、8話「たいせつなおともだち」は非常によいです。 小清水さんのツンデレはいいですね。非常に。 能登のツンキャラもよいです。能登ですから。 前半あれだけテンコとよい関係になっておきながら、さらに愛ちゃん編(上記3話)をやっておきながら佐間太郎は久美子になびいてしまうし、久美子になびいておきながらよくわからん理由でテンコに戻ってしまいます。 この辺の描写がボクには感じられなかったために佐間太郎の行動が不可解でなりません。もうちょっと解かりやすい描写が欲しかったところです。 もう一つこのアニメの見所は、終盤2話辺りで久美子の母親(悪魔の人)役が国府田マリ子であったことですかね。すげえハイクオリティで怖い悪魔顔ですが国府田さんの声(笑)。ゲテモノ役もきちんとこなしているキャリア声優の風格すら感じますね。 そして。 前述の愛ちゃん編(7話)ではあの佐々門信芳御大が一人原画で文字通り一人で登場しています。 何気にご尊名は聞き及んでおりましたが、かなーりキャリアが長いはずだと記憶しておりました。 トライダーG7とかで中本工事のOP(違います!)の歌に合わせてキャラデザとか出ていたような・・・。 これまであまり佐々門御大のオンステージに出くわしたことがありませんでしたからあまり積極的に知る事もしませんでした。 1話丸ごと一人原画だし(神様家族では御大のほかに作監協力の人がいたと思いましたが)。 すごい、すごすぎる。 さて。 最近のアニメでは見ている人の趣向に合わない作画だったりするとすぐに作画崩壊とかヤシガニだとかガンドレスとかGUN道とかキャベツとか言いますが、それは早計なのではないでしょうか。 下手な人がこの業界で生き残れるはずがないので、作画の下手上手いというよりも多分見ている側の趣向(好み)の問題なのだと思います。 ただ昨今は萌えアニメが多数を占める業界だけに、それで育った世代との差が歴然と出てしまうのかもしれません。 こんな感じの非常に個性のある作画の人としては、よくセーラームーンで有名な安藤正浩とかと比較されますが、一人で全部原画から描いているのだからスケールが違いますよね。 安藤作画に関しては一部に熱狂的ななファンがいますし。 まあ業界的(進行や納期諸々)な問題もあって質より量ができる(1本任せられる)人はとても貴重なのでしょうね。
| ヲタク::アニメ | 11:59 PM | comments (x) | trackback (x) |
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