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意味なく設備投資

 ここのところ絵が全く描けなくて・・・、というよりもっと深刻な心理状態だったりしてもうこのまま一生深い闇の中で潜航したまま二度とヲタ社会に浮上できないのではと絶望寸前でした。というか半ば諦めてていましたか。
 先週くらいに「陰謀」と「憤慨」を連続して読み切ってしまった時、やっと天啓が降り注いできました。
 そうだ、絵を描こう。
 ハルヒを描こう。
 朝比奈さんを描こう。
 長門も当然描こう。
 そう思って部屋を見回したのですが、なんとなしにいい気分がしないわけです。

 先月あたりに部屋のレイアウト変更を行ったのですが、どうも納得がいかない。自分の思うままにレイアウト変更ができない、その理由はやはりPC用のモニタの所為です。
 だいたいNANAO FlexScan E67T(19インチ)にしても77F(21インチ)にしても図体がデカイ。まあ絵描きの都合上ある程度のモニタの大きさは確保したいところですし、液晶はまだ費用対効果が薄いと思っていました。
 ですが前回のレイアウト変更でCRTの移動労力と設置のために死んでしまうスペースがあまりにも多い事から狭い部屋でのCRT運用には限界を感じてはいました。
 だいたい壁に面してモニタを置こうとするとテーブルにCRTを置いたとしても半分以上はCRTにとられてしまうので自動的にラックが必須となります。つまりはその分のスペースを作らなければいけないわけで、効率が非常に悪くなってしまいます。
 前回もスペース確保が思ったよりうまく行かないままとりあえず設置した中途半端な感じでしたが、その辺りより3次元的にも過酷になってきたので更なる変更については手付かずとなっていました。
 絵描き環境の総LCD化は来年以降の命題と考えていましたが、そこで今回の天啓です。
 
 絵を描く前に絵を描く環境を整えなければよい絵が描けるわけないだろう(んなこたぁない)。最近不調気味のBNCケーブルとか、絵を描く前に絵を描く環境がそもそも問題だらけなのではないか。
 その責任の多くは作業環境のレイアウトが思う通りにできないからだ。思ったとおりにできないのはCRTの配置には拘束要素バンバンだからだ。
 ではLCDを買えばいいじゃないか。
 素晴らしい天啓でした。


 早速LCDの品定めを行いましたが、とりあえず覚えのあるものをまず最初に調べました。
 サムソンのAdobe RGB対応のLCDが15万前後であるようだ、と聞いていたので真っ先に調べてみました。
 確かにありましたね。SyncMaster XL20ですか。
 Adobe RGBのキャリブレーションツール込みで15万周辺というのは実においしいですね。というかsamsung大丈夫なんだろうな、とか思いたくなりますが何しろ競合がほぼないので警戒感よりAdobe RGB対応LCDをこの価格で出せるということに対する期待感が上回ってしまいますね。
 さてここまで語っておいてこのSyncMaster XL20は12月下旬発売予定とか。
 そこまで待ってもいい気がしなくもないですが、天啓が降りてしまった以上つつがなく実行しなければ絵を描くことができない。

 ということでともかくヲタ県民憩いの場・ヨドバシへ向かいます。
 ヨドバシでよろしげなものがなければネット通販なりアキバなりに行きましょう。
 さて。
 ヨドバシで目に付いたのはNANAO FlexScan S2000(20.1)S2410W(24.1ワイド)。やっぱEIZOでしょ。
 もともと今のCRT環境(UXGA)での移行を考えていたのでUXGA以下は最初からアウト・オブ・眼中でした。
 UXGA以上となるとヨドバシでも上の2機種くらいしかないのですよね。その他の店ではこんな無駄な在庫が置いてあるかどうか。
 ここでしばらく葛藤。
 S2410はS2000と比べると(画面の大きさにおける)コストパフォーマンスが高いのですが、ワイド画面というのはいかがなものか。
 ワイド画面での絵描きを行うとすると多分通常のタブレットではマッピングが非常に面白い事になるはず。タブレットも例のPTZ-631W辺りでないと困るかも。それならばS2000で既存CRT環境そのままの移行が安上がりだろう。
 でも結局は24インチワイドという誘惑に負けてしまいS2410+PTZ-631Wなんていうキチ○イな組み合わせをチョイスしてしまいました。
 UXGA+320ライン横に広いこのワイド画面なら、長年の懸案であった一画面にPhotoShopのパレットを全部置く、事が可能になるのではないかとの望みをかけたわけです。
 ボクは90年代終わり辺りから(=PhotoShopをWindowsで使い出した辺りより)マルチモニタ推進論者で、知人連中にもマルチモニタの素晴らしさを説いて回りました。当時はまだMatroxくらいしかマルチモニタに対応しているビデオカードはなく、そのために未だMatroxを使い続けているわけですが。
 17インチ+15インチで始まったマルチモニタ環境は17+17→17+21→19+19(LCD)→19+21と大きくなる一方で、設置場所に事欠くようになってきました。だからといって絶対数を減らすことができない。
 それはPhotoShopのパレットをセカンダリモニタに置いているからなのです。もともとそういった意味合いからマルチモニタ化を推進したという理由からなので、何を今更言ってるんだという本末転倒なことになりますが。
 逆に1画面中にそっくりPhotoShopの作業スペースとパレットが収まるならマルチモニタである必要性は必ずしもないのではないか。だからこそ前回の部屋のレイアウト変更でCRTの置き場所にあれほど手間取ったのではないか。
 そうだLCDワイドがコンピューティング環境構築できずに迷い戸惑っている哀れなボクに差した一筋の光なんだっ。
 ・・・ヨドバシよりの帰り道に必死こいて考えた自己正当化の方便だったんですがね。

 さらに。
 ヨドバシでS2410Wを買ったポイント+差額多少にてPentium D 945を買います。
 まあCPUパワーに関してはこれといって不満はないのですが、ポイントでCPUを換装できるのならやっておくに越したことはありません。
 そして昨日も書きましたがメモリも増設しました。
 正直メインメモリ2GB+I-RAM2基あれば仮想記憶領域に困ることもそうそうないのですが、これもなんとなしに。
 これで1年2年というスパンでマシンパワーに困らないはずです。いや困っては困るんですが。
 ここまでやって絵が描けないなんて言わせませんよオレ。
 ってえことで懸案だったハルヒも葛藤と自己完結と妥協により前よりよい絵ができたと思います。
 CG作業中にタブレットドライバの不都合(やっぱり新しい機器ごとにアンインストールするのが正しい使い方なのでしょうか?)やメモリの不都合によってしばしば作業が中断されましたが、ともかく久々に楽しく絵を描くことができましたね。
 もうメモリもCPUも増えたり速くなったりしているらしいですがよくわかりません。
 だいたいボクが描いている絵にはそれほどのスペックは要らないわけですので。
 高々1枚絵を描くだけになんなんだこの設備投資は。
 あと数千万枚くらい絵を描かないと元が取れない気がするんですが・・・(笑)。
| ヲタク::PCとか | 08:48 PM | comments (x) | trackback (x) |
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