2007,04,19, Thursday
ロケットガール。 やばいやばいよマジやばい。 こんな低品質作画でも楽しめてしまうなんて犯罪だ。 何この面白さ。 特に見る予定もなく録画だけしておいて見る切欠をすっかり失ってしまったがため萌え媒体があるにも関わらずに視聴せずに終わったというアニメが過去幾多ありました。 最初3~4話がそれほど面白くなくとも後半急にグッとくるドッカンターボ型の作品だってあるので最初だけは見ておこうとは思いつつも、そう思って実行するタイミングが合わなかったりすると結局見ることがなくテープを上書きしたりデータを削除してしまったりするわけです。 毎回盛況とは言いがたいロケガ実況板とかロケガ板とか眺めているとどうもこのロケガはボク好みのフェロモンをプンプンさせており、あとは見る切欠を作るだけの状態だったのですが、先日やっとそれが訪れまして一挙に拝聴させていただきました。 そして冒頭の感想。 作画がそれほど芳しくなくとも、このアニメに関してはなんかそれは大きな問題じゃないようですね。CGパート(ロケットとかクルマとか)についてもまあ見た目すげえとかいうわけでもないですし。 仙台エリの森田ゆかりさん役のDQN設定が何気に好きだったりするのですが。 う~ん。 こんな風合いの作品、以前にお目にかかったような。 そうだアレだ。 ストラトス・フォーみたいな匂いがしたからだ。 あれはまあスタジオファンタジアの悪習が若干見え隠れした気がするけど、ロケガに関しては比較的エンジニア方面の人にも出番を与えたりしているのがよい印象ですね。 開発陣の人々がみんなおかしい人に描かれているのが実に素敵かと。 でもエンジニアなんてのは多かれ少なかれ変人が多かったりするのは間違いない事実だったりするので、3次元での経験などを元にして見てもおおよそ間違っていないのではないかと。 その辺を噛み砕いて解りやすくするとあんな変人どもが跋扈する職場になってしまうという事になるのですが(笑)。 あと見どころは物語のご都合展開だったりしています。 SFとかメカとかロボとかあまり耐性がないので、これくらいのウソさや適当さなどのフィクション要素がないとあまりにも堅苦しくてボクの視聴限度には耐えられなかったかも知れません。 最初から硬派ならそれ相応の覚悟がいりますしね。 どうせナンパな似非SFとか萌えラブコメとかが約束の地なんですよボクは。まあこの作品はどちらかというとハードSFっぽいようですが。 でもゆかりさんのオヤジはかなりヤバイかと。なにしろチョーさんだしね。 それはともかく、このアニメは作画が毎回底値安定型だったりしますが、事ロケガに関しては作画はともかく、キャラのコスチューム設定が微妙に端折られたりしてしまっているので、キャラデ直筆など上流に近い絵を参考にせねばなりませんでした。 とはいえこの不人気アニメの版権描き下ろしとか見た覚えがあまりないので、動画からキャプしまくって細かい造形設定などを勝手に解釈してましたね。 胸や腿にあるSSAのロゴとかその下の文字に関しても、国内作画(=よい作画)の回以外は文字が省略してあったり(線や黒塗り棒状態)しますし、微妙に形が毎回違ったりしているので、どれがより上流に近いのかを推測して再現したりしましたが果たしてそんなことまでして絵を描く必要があるのでしょうか?。 見様見真似で作った後に、たまたまロケガ公式HPに行った際に、ロゴの元と思われるデザイン画像やフォントがサイト上にあったりして、我流パチモノデザインとのあまりの乖離っぷりにもはや手を入れる気すら起こらなくなったりしました。 こうして本来の絵描き以外の部分で余計な時間を消費しているのがボクの絵描きスタイルなのですが。 もっと重点的にやるべきことがあるような気がしますが。 だからいつになっても上手くならないわけですね。 今週すげえ気合入れて描きましたが、もう終わっちゃうんですよね。
| ヲタク::アニメ | 10:08 PM | comments (x) | trackback (x) |
|