2007,03,21, Wednesday
短期集中の3回目。
おおなんだか第2シーズンくさいですね。 だんだんと解釈の根拠が根も葉もないうわさ程度のものになってきたきがしないでもありませんが、それがボクの人間的な限界という事でご容赦いただければなと。 まだまだちっぽけぜよ。 パンプキン・シザーズ (OP/ED) 前回はスタオペについて絶賛させていただきましたが、そのスタオペの主人公・シノン役は伊藤静でした。 そしてパンプキン・シザーズの主人公・アリス少尉も伊藤静です。 伊藤さんは軍人声優ってことでよいですか?。 以前に私見的なパンプキン・シザーズの世界観についてネタを書いたので、歴史ヲタの方はどうぞご覧ください。 wikipediaの「モデルは?」と言うところにWWI以前なのではないか、という推測が追加されていますね。ボクはWWI直後だと考えていますが、ボクの言っていることがキ○ガイのたわごとじゃなかったという自己確認ができたりしてちょっと嬉しくなりました。 原作6巻の舞踏会はかなりよかったですね。 すげえ泣けました。いい歳して泣けました。鼻水も出ました。涎もたれました。 ヲタやっててよかったなと思いました。 GONZOさん(この場合はAIC共同制作ですか)は良くも悪くも一定品質なので、というかそれ以前に微妙な場面で原作改変がなされている所が原作信者から一番突っ込まれているらしいのですが、まあこれは仕方ないと見るしかないでしょう。 だってGONZOがこの作品をアニメ化しなければ、アニメ版よりも素晴らしい原作にめぐり合うことができなかったからです。甘受したいところであります。 とはいえ後半では908HTTのハンスとかのエピソードをかなりの障害がありながらもこなすなど結構頑張っているのではないかと言えるのではないでしょうか。 各所で情報収集した結果によると舞踏会で最終回を迎えたという事で、恐らく舞踏会以後のエピソードは一切行わないためにローデリアのロリ姫のエピソードを中盤に持ってきたという事なのでしょう。ある意味いつやっても問題なさそうなエピソードですし。 それにしても少尉の姉達のエピソードもそれはそれで萌えるわけなのですが、どうやらオンエアには入らなかったようで。残念です。 さてOPは全体的におどろおどろしいイメージで作られてますね。 だいたいいきなり戦車の前でランタンONにしてしまいますし。その後901ATTの仲間とともにドア・ノッカーを突きつけて虚ろな目つきで進軍していく様は、この世のものとは思えない将に”地獄”をボクらにわかりやすい形で見せてくれます。 伍長のシーンは全体的に陰鬱な雰囲気で、少尉のシーンはどちらかというと明るめの雰囲気というようにキャラの生い立ちみたいなものをきちんと反映させていますね。 一番アリスがアリスらしいシーンは「~誇りを持ちたい 刃振り上げ(そう聞こえなかった)~」で実際に刃を振り上げているわけですが、それが拝命十三貴族・マルヴィン家当主の証ともいうべき「高貴なる炎」とかいう宝剣なわけでして、まさに歌詞通りなのかなと思う次第でして。 OPの最初には暗い雰囲気だった伍長の背景も後半に少尉と出会って明るいものへと変わっていく様は物語における伍長と少尉の関係そのままだったりして、アニメのOPって適当に作っているのではないなと改めて考えさせられました。 一方のEDはステッキンの中の人が歌っているわけなんですが、どんなに陰鬱に本編が終了してもこの能天気なEDで締めるという、空気を読んでいないのかはたまた空気を読んでいるからこそ逆に能天気なEDにしているのか。 ところで原作3巻のステッキンのダンス(というか陸情3課の主題歌?)がEDになった回がこれからある(AT-X組みなのでまだ未見)というのは本当ですか?。 まほらば (OP/ED) さて皆さん。 とうとう大家さんの出番ですよ。 今回はワーニングアバン付きのを選ばせていただきました。 やっぱり大家さんの心遣いがあるとないのとではこのOPの印象が大きく違うのではないかと。 少しでもオンエアの気分を味わうにはやはりワーニングアバンが必要かと。 大陸方面の言語がちらほらしていますが、ワーニングアバン→OPのオンエアの流れを再現のための代償ということで許してください。 そんなわけでまほらばのOP紹介だったりするのですが、久々に大家さんの声を聞いて癒されましたね。 書く気おこらね。 もう(大家さんと)ねゆ。 大家さんの太腿萌え。 ・・・とも言ってられないわけで早速適当に(テキトーかよ)薀蓄を書こうかと思いますが、このOPも開始からタイトルロゴが出るまでの14秒間テロップの類は出てこないのですね。 前回書いた美鳥の日々でOP開始から10秒ほどテロップが出てこない珍しいOPだとか抜かしていましたが、まほらばの方が間隔的には長かったわけで、まだまだアニメOP経験の足りなさを痛感したりしました。 修行が足らん。 とはいえまほらばの場合はノンテロップの時間帯でも主要キャラが出てきているし、動きがある画であるわけで、前述の美鳥の日々のような静的な場面展開ではないという事を敢えて記しておきたいと思います(つうか逃げ)。 作者本人(の代理(=ヨウカンマン(=モノリス)))がOPから出てくるアニメっていうのはかなり珍しいことを記しておかねばならないでしょう。ある意味レギュラーっぽいわけでして。 っていうか出ずっぱり(笑)。 木村真一郎OPの特徴は登場キャラを並べて時間をかけて横スクロールしつつ紹介する手法だと思います。 監督作品以外でもOPのコンテ描いている場合でもこの手法が結構多かったですが、まほらば以降では短い縦スクロールとかに取って代わられたりしてあまり使われてないようですね。 まほらばの制作元であるJ.C.STAFFは何故かこのテのまったりハートウォーミングアニメに良作(悪くないというものも含む)が多いと思うのはボクだけでしょうか?。まあそれ相応の作品数を元受してるわけですので、単なるボクの趣向による視聴覚率の問題だけなのかもしれませんが。 SHUFFLE! (OP/ED) 2005年、アニヲタ世界を震撼させたと恐れられた超○○作品(○の中には任意の言葉を入れてみてください)。 それは間違いなくSHUFFLE!でしょう。 いわゆるエロゲ原作のハーレムアニメかよと思って見ていた人々は、中盤以降の芙蓉楓さんの人格崩壊っぷりにある種の戦慄を覚えたことでしょう。人はこうして壊れていくものなのかとわざわざアニメで教えられたくなかった気がしなくもありませんでしたが。 そんな賛否両論紆余曲折を生み出したSHUFFLE!でしたが、後半を除けばひたすらヌルいハーレム準エロアニメでした。 作画も良好で独立UHF系でも達成し得なかったエロ度合いはBSアンテナつけててよかったと涙交じりで感泣された方も多いと思われます。ボクも。 今年頭からSHUFFLE!Memoriesという再編集+新作追加版が独立UHF系で放送されてますが、どうも現段階では過度な期待はしない方がよいみたいですね。 ここではBS版のOPとEDを対象とします。 改めてOPを見ると、移り変わりが激しいですね。非常に短時間でシーンが切り替わります。各シーンとも一連の流れの途中を抜いてテンポよく進めつつも、だが総合的には何をしている場面なのかが伝わるようにしているわけで、yuria曲のメロディラインに負けない感じにできているのではないでしょうか。 主要キャラが多いので各キャラを均等に限られたOP中で見せるには細切れ的にならざるを得ないわけでして、どうせならそれ積極的に利用してやれ、とかいう事なのでしょうか。 作品のタイトルもズバリシャッフルなだけに。 このようにOPの大半がタイムスライシング的に作られているので、そうでない一連の流れがあるシーンがより印象に残ります。 「~君の傍にいられる事を いつも神様に感謝です~」のフレーズでは背景描写がメインになるのですが、ぬこ(虎玉)の前のシーンでクラスの立て札の高さがバラバラっていう演出が実は何気に好きだったりします。普通は同じ位置に立て札をつけるはずだからどの立て札も高さになってるはずなのをわざわざ高さを変えることによって違和感を出し無機質さをさらに高めているのだろうとか推測することにします。 その後、細切れシーンから一連の流れのシーンに切り替わります。 シア→ネリネ→亜沙→プリムラ→楓がそれぞれ画面奥から弧を描くように接近してきてカメラオフしていきますが、このようなシーンが作画以上に際立つのはそういったメリハリがつけられているからなのでしょうか。 でもなんかそれ以後は無理矢理キャラを入れなきゃアカンみたいな作りになってるのではないかと思いますね。プリムラをピンで出す時間を作るために。 間違いない。 監督クレジットのシーンがプリムラなんだから。 細田監督はプリムラ萌えだ。 EDはまったりというより儚げな作りですね。 気の抜けた(失礼)キャラがこれまたいいのですわ。 特に後半、心が痛くなるような展開が続く時はこのEDで癒されますね。 こんだけOPについて書いておきながら見応えがあるのはEDだったのではないかと気づいてしまいまいた。
| ヲタク::アニメ | 08:41 PM | comments (x) | trackback (x) |
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