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聖地巡礼2015(下)
今回廻ったのは大体この辺り。
 夏のイベントも無事に終わり、後処理(委託等)にぼちぼち移ろうかという時、何か心に引っかかりがあるような気がしてならないのです。
 やっぱりアレだよ。
 天覧山に登ってないからだよ。
 7月の末に(二日酔いも完全に回復せぬ状態で)飯能市に行って、酷暑の中町中と飯能河原くらいで終わらざるを得なかった今年の聖地巡礼。

 やり残したことは結構あったはずなのです!!
 ほら栃テレのヤマノススメもちょうどその辺りやり始めてるよねー。
 と、いうことでお盆の期間中に飯能に再訪しようと企図していたのですが、残念ながら天候不良のために断念。
 自棄酒飲みながらお盆休みは終わってしまいました。
 飯能市リベンジは結局お盆以降にせざるを得なくなりました。


 決行前日。
 イクミたん氏より委託の打ち合わせを打診されたので、ちょっとぎこちなく了解。
 この時点では明日の天候もあまりよくなさそうだし、迷っていたのでイクミたん氏との打ち合わせが終わったら考えようと。
 そして翌日。
 天気も悪くなさそうでしたので、イクミたん氏と話しているうちに覚悟を決めいざ出発。
 前回と同じく東北道の岩槻ICまで南下しそこからさいたま→川越→狭山→飯能というルート。
 凡そ2.5時間の旅程。
 11時前に出発したので、飯能市到着は13時過ぎ。
 前回も立ち寄ったカインズホームで態勢を立て直します。

 今回は駅前の繁華街は後回しにして、なんといってもまずは念願の天覧山を攻略します。

例の場所
 いやその前に飯能河原の近くにある観音寺(飯能鬼子母神)に行きましょうかね(優柔不断)。
 前回飯能中央地区行政センターから飯能河原に向かってしまったので、ここは来てなかったんですよね。
 もう意識朦朧もいいところだったので・・・。

顔ハメwww
 と、いうわけで。
 鬼子母神本体じゃなくって例の”顔出し板(顔ハメパネル)”に目が行ってしまいます(笑)。
ザクロ!
 ザクロの木に実がなっていたので思わず撮影。
 そういやボクの親父の実家(農家)でもザクロの木があって昔は実を取って食っていた記憶が不意に蘇りました。
 懐かしい感じです。

ココだけ聖地的w
 そしてあの象www。
例の絵馬wwww
 ここだけそれっぽいパネルが置いてあったりしてアニメの聖地感がみなぎってます!!
 鐘撞き堂には本来鐘があったようですが、戦時中の金属供出によってなくなり代わりにこの象が置かれたようです。
 セカンドシーズンのEDなどでも出てきてますよね。
 あとあおいとひなたがスカート脱がしあう回とか。
割と狭い
 アニメでは象の正面右側とかのカットとかがあると思いますが、右側はすぐ石垣→道路だったりして実際には道路の上(空中)から撮っているのではないかと思ったりなんかしています。
この眺め!
 象の後ろにはヤマノススメ的な飯能市のランドマークである割岩橋が望めるのです。これは素晴らしい!

ここからが本編。
 そしてやっと今回の本題となる天覧山登山へ。
 前回天覧山登頂を断念した際に撮った写真に写っているお寺が能仁寺というお寺らしくて、調べてみると歴ヲタ的にはちょっと興味を惹くような話が。
 戊辰戦争時に上野彰義隊より分派した渋沢成一朗(振武隊)がこの能仁寺を本営にしたようで、その為に飯能戦争という戦いが起こりこの寺の伽藍は焼失してしまったようですね。
 やっぱり武蔵の国だけあって、佐幕の気風があったのでしょうかねえ。
 
余裕余裕。
 それでは天覧山に登りますよ!!
 天覧山中段までは舗装されてて普通の坂を上っている感じです。
まだ中段?
 ここ終わり?、余裕過ぎねえ?、と内心思っていたわけですが、ここが中段ということが判明して、もっと上があるに決まってるよね(涙)、と思い直しました。
 ボクと同じ匂いのするオッサンも迷わず上を目指して歩いていきます。
 天覧山山頂に向かう道は2ルートあるらしく、岩場(十六羅漢像)方面とそれ以外の方面に分けられるようです。
 まだ余裕をブッこいているボクは「折角だから岩場ルートへ」と岩場方面へ向かいました。

点在し過ぎるので
 十六羅漢像とか(我が栃木の長岡百穴に比べれば)大したことないなーとか上から目線で見ていたのですが、岩場ルートは結構急勾配で本格的な感じじゃん?(余裕無し)という結構キツい感じでしたね。
 そしてやっと来ましたよ天覧山頂上へ。
 ボクより先発して上っていたオッサン(ほぼ同年代)が展望台の1脚しかないベンチで休んでいました。

天覧山登頂!!
 天覧山とは、明治天皇が明治16年に近衛兵の演習をこの山から統監したことが由来らしいですね。
 明治天皇も自らこの山に登ったという事なんですよね。
飯能市街地が一望天覧山頂上の様子
 天覧というくらいだから、飯能の街並みだけではなく周囲の山並みをつぶさに見ることができます。
 山間に栄える市街地っていうのはいつ見ても素晴らしいと思いますよね。
 まさに人間の英知っていうか、文明の力っていうか。
 あー何言ってるのか解らん話になってきた(笑)。

 次いで多峯主山(とのすやま)に行きます。
 確かひなたちゃんも言ってましたよね、”ここからが本番”だって。
 調子こいて多峯主山に向かっちゃったわけですが、本番がキツ過ぎたわけで。
 

 あー、例のネタポイントだー。
 まむしに注意(スプレー書き)wwww
 実際には沼っぽいのがあってちょっとした湿原地帯になっているんだな、と思いました。

 なんか沼みたいなのがあるし、小川が流れていたり箱庭感が漂います。

見返り坂の由来そしてこの坂wwww
 そうこうしているうちに見返り坂へ。
 だいたい坂って言うにはキツすぎないですかね?
 しかもこの坂かなり長いし。
 マジ笑えないっすよ、途中で2回くらい休息を入れましたよ。
 坂の名前の由来になった常盤御前とかいう人はよほどの健脚自慢だったのですかね?
 景色のよさとかそれ何処じゃないでしょww
 平安末期人恐るべし。

この急斜面!!!!
 いやー参りました。
 ちょっと山好きな普通の女子高生が連れ立ってしかもワンピース姿でも難なく登れるような山だと思っていた(笑)のに、実際はそんなのまず無理だし思いっきり騙された感じがしました。
 しまいにゃなんだよこの鎖はー!!!!
 ・・・いやまあオンエアでもやってた気がするんで、史実通りなんですがね・・・。

 山を登る前に十分な水分補給対策を考えておくべきでした。
 宇都宮の森林公園レベルだと思って、小一時間で登れるなら水分とか必要なくね?、と水分を補給せぬまま天覧山→多峯主山に向かってしまいました。
 天覧山迄はまあ何とかなったのですが、多峯主山では笑えないくらい水分(汗)が出てしまい、そのための疲労で途中休憩をせねばならなくなり、頂上の鎖の付近では何度も休まざるを得ない状況になってしまいました。
 風は涼しいのに、ちょっと登ると汗ダラダラで息が上がってしまいます。
 インパール作戦の昔から補給を軽視した作戦は成功どころか失敗に限りなく近くなるという事を身体で思い知った次第であります。

死ぬ思いでたどり着きました!
 でもどうにか多峯主山山頂に着きました。
 もう石(コンクリート?)造りのベンチに座るとその熱気で頭がおかしくなりそうなところ、見晴らしの良い頂上に吹き付けてくる涼しいか風によりなんとか正気を保ちつつあるような状態でした。
Y's3みたいなもんか石ベンチが暑い!!
 極限まで上がった息がやっと落ち着き始めると、周囲の見晴らしを堪能します。
 稜線がいくつも重なる多重スクロール的(笑)な山並みのコンストラストはこの地域独特のものなのではないかと思います。 
 晴れていれば富士山も見えるとの事ですが、今日は曇りがちでかすみががっているので残念ながら富士山を拝むことはできませんでした。

 いい感じに前回行けなかった所を制覇していますが、結局前回同様に死ぬ思いをしています。ですがまあ前回は7月末の暑さ最盛期の晴れの日だったのに比べて、今回は盆も過ぎて暑さもピークを越えたやや雲が混じる天候なので、天覧山だけでなく多峯主山まで来ることができました。
 
 ここまで来たんだからあと一カ所は巡っとかないと。
 そろそろ日も暮れそうなので、結局急いで山を下りることになりました。
 なんでや・・・なんでこんなに疲れるんだ・・・

これが吾妻峡だっ!!!
 山を下りてクルマを拾って、入間川を登ったり下ったり。
 そしてようやく見つけたのがここ。
 吾妻峡です!!


 本編で富士山行く前の水着回でこの吾妻峡が出てきましたね。
 増水時は危険なので渡らないでください!

ド・レ・ミ・ファ
 これがドレミファ橋だっ!!
 人が多すぎてド・レ・ミ・ファできんかった!!(笑)

飯能市民が羨ましい
 もう夕方になっていたので、水浴びに来ていた親子連れもほぼ帰り支度をはじめていました。
 この一帯は下流まで遊歩ができるようですが、流石に多峯主山登山で疲れ切っているので岩場に座って川のせせらぎを聞くにとどまりました。
 川に来て岩に座ってじっとしている中年男性に不審の目を向けるのは当然でしょうかね。
 視線がちょっと厳しい気がしましたww

 入間川の恵みを最大限に受けている飯能市は山の中の田舎だとしても中途半端な都会なんかよりも色々と楽しめるところがあるんじゃないかと思います。
 それに飯能市というか埼玉の田舎はよいですね。
 飯能河原にしたって吾妻峡にしたって駐車場があるのですから。これが都会に近づけば近づくほどだんだん有料になったり下手をすれば駐車場すらなかったりしてきます。
 田舎の地元の人が普通に使うことが前提の施設や場所なだけに、そのあたりは同じ田舎である栃木とのシンパシーを感ぜずにはいられません。

 ひとしきり河原で涼んだところで吾妻峡を後にします。
 何気に”峡”谷というだけに登り斜面の傾斜がキツイです。普段からこんなところを普通に上り下りしている飯能市民の足腰はかなり鍛えられているはずです(断言)。

直接接舷します
 最後の訪問地は・・・
 やっぱりここ
 タイムズマート。
 もう駐車場に頭から駐車だぁ~。
 夕方になっても割と(ヲタの)人が多いです。
 流石にここは聖地巡礼のアイコン的な存在なので、写真撮影している(ヲタの)人が見受けられますね。
 まあボクもそのうちの一人なのですけど。

 前回命を助けられた事に感謝しつつ、ヤマノススメ酒と半凍結のスポーツドリンクを買わせていただきました。

 もう少し時間に余裕があれば前回行けなかった駅前周辺(東飯能駅とか聖望学園とか)に戻る予定でしたが、タイムズマートに来た時点で17時に限りなく近づいていたので、そろそろ帰り準備に入らないと帰宅時間が遅くなってしまいますからね。

 そんなわけで帰宅。
 聖望学園の屋上を国道299号線飯能狭山バイパス中山陸橋辺りから眺めて帰路につきました。
 前回の無念の飯能巡礼より約1カ月。
 念願の天覧山だけでなく多峯主山までもを登頂するという謎の勢いによって身体は疲労しましたが心はなんとなく満たされた気分です。
 やはり今回は市街地よりも郊外(山方面)がメインでしたし、やはり現地での活動時間が短かったのが問題でしたので、今度飯能市に来ることがあればそこら辺のバランスを調整したいですね。
 まだ行ってないところもありますから。
| ヲタク::アニメ | 10:23 PM | comments (x) | trackback (x) |
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