2015,08,23, Sunday
夏休み(?)企画として。
今年も来ました聖地巡礼ネタ。 今年は、あの「ヤマノススメ」の聖地である飯能市に行きたいと思います。 今年の春よりAT-Xで放送されていたヤマノススメセカンドシーズンを録画して山歩きの楽しさと松尾祐輔の素晴らしいキャラデザとエイトビット(制作会社)の作画制作力を堪能できる素晴らしい作品でした。 何気に有名な(エロ作画方面)アニメータが集っているという素晴らしい作品です。 その後夏アニメとして我らが郷土の栃木テレビにて5分版の無印ヤマノススメ+セカンドシーズンの放送が決定しまして、やっと念願の無印5分版を見ることができた次第でございます。 ガルパンの後とか、どれだけオレの好きなアニメ放送するんだよ栃テレはよ!! つーわけで、栃木からすれば交通の便の超悪い埼玉の奥地(もう青梅との境辺り)へと行こうじゃあーりませんか。 そして栃木くんだりから2.5時間程度の時間をかけて着いたのがここ。 東飯能駅じゃなくって飯能駅だよ? いやー飯能というか秩父の手前まで来ると、こんなところにこんなレベルの都市が栄えていたんだなーと思うと飯能市を田舎だと思う前に栃木の方が田舎過ぎるんじゃねーの、と思ってしまう次第であります。 いやむしろ東京都(青梅)に近いのだから地理的には武蔵野ってことになるんだろうし、少なくとも下野国よりもマシなのかも知れません。 色々理由付けてますが、単に栃木から飯能までの道のりがあまり恵まれていない、っていうイメージだけで語っているだけなのかもしれませんね(笑)。 前日に相変わらず飲み過ぎた為に体調はあまり良くない感じですが、まあ折角朝も早く起きた事だし、休日を無駄にしないためにも今年の聖地巡礼ネタを完遂仕様ではあーりませんか!。 オレには時間がないんだよ!!!!!11 てことで。 いつも通り東北道で南下致します。 いやー、愛車JB23ジムニーも一応新車で買ったんでクーラーが現代的な効きなのでこのような夏場では特にありがたみを感じます。 だいたい以前の歴代ジムニーは中古だし型式も古いものですので、そもそも高速道路をクーラー使ったまま走るなんてことはまずしなかったはずですが、このJB23ではそれが可能です。 軽自動車のくせして速度以外は普通車的な扱いができるのですから、日本の技術力は素晴らしいものだと言わざるを得ません。 岩槻ICで降りて、大宮→川越→狭山→入間→飯能という経路でした。 まあ途中で道を間違えまして、吾野(秩父)方面へ行ってしまって30分程の時間をロスしてしまいましたが。 飯能までの途中で何回かPAとかホームセンターとかで気持ち悪くて休憩していました。 酒は抜けているのに昼にかけて厳しくなってくるのは老化のためなのでしょうかね? 例のオルニチンが足らないのでしょうか? そんな状態なのにどうしてオレは飯能を目指すのか。 そこが(ヤマノススメの)聖地だからさ。 飯能市内が目前になると気分の悪さもかなり回復してまいりました。 丁度いいタイミングじゃないか。 勝つる! これで飯能市内散策ができる!! 早速飯能駅前のシダックスの駐車場(コインパーキング)にクルマを止めて散策を始めます。 飯能市のホームページには幸いにして非常に完成度の高い舞台探訪マップをダウンロードできます。 これはかなり良くできていて、多分大洗(ガルパン)のよりもよくできているのではないかと思います。 このマップの一筆書きルートを進めばだいたいのポイントを回ることができるとか。 とてもよくできてます。 それにネットでダウンロードできるところもよいですね。 このPDFをiPhoneを表示させて、いざ飯能散策へ。 飯能駅から飯能銀座商店街方面へ向かいます。 商店街にはあの・・・何処かで見たようなキャラPOPが! 茨城の某所(笑)でPOPには即反応するような身体にされてしまったので、撮りまくりました。 とはいえガルパンのようにキャラが多くないので、4人分だけでいいので楽ですね。 特にひなたの人のところはかなり気合が入ってます。 先程から地元栃木の事を棚に上げてひたすら飯能市を「山の中」だと連呼してきましたが、飯能市に関してはかなり古くから街として確立されていたと思われる建物や街並みがありますね。 更にそれら古建築などをきちんと顕彰しているところが非常に素晴らしいですね。 飯能市頑張ってます。 そして広小路交差点。 この信号機。 ゼブラ反射板っていうみたいです。 戦後の電力供給が不十分な時代に信号の視認性を少しでも上げようとしたのがこの反射板らしいです。 昭和40年代の古い写真なんかだと信号機にこのゼブラ板が取り付けられているをよく見ますが、最近ではほとんど見かけません。 地元の古写真でも見かけましたが、現在ではゼブラ板がついている信号機はあまり見かけません。 そういう意味でも珍しかったので思わず写真に撮ってしまいました。 炎天下の中さらに東進すること10分くらい。 飯能中央地区行政センターが見えてきました。 こんなの本編で出てきたっけ?、という感想しかなかった愚かなボクでしたが、もうこの頃になると直射日光により身体全体を焼かれている感じになっていたので、だんだんと意識も朦朧としてきている状態でした。 なんだか生きてるか死んでいるのか解らない状態になりつつあったので、とりあえず生きている以上聖地巡礼写真を残さねばならないとは思っていたので、行政センターを写真に収めます。 よく見ると幟がオリジナルのヤツっぽかったのできちんと写真に収めるべきだったのでしょうが、もうそんな気力がなくなりかけていました。 更に近隣住民の冷たい視線をよそに(もう対応できない)交差点をよく見ると、そこは「飯能河原」交差点。 あー。 ここが飯能河原かー。 ってどこ?。 一体何処に川があるの?。 行政センター側の車線に行き周囲を見渡すと、建物の奥に川がある気配がしたので、行政センターの建物内の階段を下りてその方向へ向かいます。 すると・・・・・・ これがあの飯能河原だー!!!! すげーーーー(人だらけ)!!! なんだこのプチ海水浴場はw これがあの、飯能河原ですよ。 やっときましたよ。 もうかれこれペットボトルを3本くらい費やして燃費の悪いことこの上ないのですが、これが今回の聖地巡礼で見たかったんですよ。 なにこれすげえ広さ。 山ばっかりとか思ってたけど、埼玉には山の間にこんな広大なスペースがあるんだ。 ずるいよ飯能市民。 お前らはオレがこうして死ぬ思いをしてココまで来たっていうのに、楽しそうに入間川で行水かよ。 ふざけんなよ(自業自得)。 まあ死ぬ思いしてるのは自分自身の身から出た錆なんですがね。 それにしても飯能市民が羨ましい!!! 奥に見えるのが割岩橋(われいわはし)。 今度はあそこを目指します。 河原の端にある遊歩道から橋に直接上がるめっちゃ急な階段があるので、遊歩道→階段→橋階段→対岸の遊歩道というようにこの付近を一巡できます。 なんだか歩いている時間より日陰で休んで水飲んでいる時間が多くなってきました。 河原のあたりではまだ日陰もあったり休むところもあったので何とかなりましたが、橋を渡って対岸に向かって河原から出た辺りからは、ひたすら直射日光を浴びるアスファルト道路が続きました。 酷暑の行軍はすごく疲労します。しかも体調が万全でないなら尚更です。 次の目的地は天覧山です。 いやーもう「天覧山下バス停」付近ではほぼ死にかけてました。 ここそういえばこの竹藪付近もアニメでも出てきたよなーとか思ってたんですが、身体がどうしようもなくなっていたので写真撮るどころじゃなくなっていました、本当にすみません。 ちょっと大回りをした所為もあるのですが、7月下旬の埼玉の山間地なんてのは歩くもんじゃありませんね。 だいたい幹線道路に歩道がないとか、懐かしいにもほどがあるじゃないですか。 お陰でフラフラな状態でもし倒れたりでもしたら即轢死確実じゃないですかねー。 そしたら聖地巡礼ブームに冷や水をかけることにもなるので、ここで死ぬわけにはいかないな、とかそんなことを考えつつ辛うじて意識を保っていました。 でも、このまま山登りなんてやったら本当に倒れるんじゃないのか?、というのが現実味を帯びてくるような状態になってきました。 きゃ・・・・・・客死ってのはこういうことを言うのかな?。 時期的に先の大戦中に南方へ出征した兵隊さんの苦労が忍ばれます。 みんなこうやって(?)戦地で苦労して、下手をすれば戦没されたのですから。 もー意識が混濁してわけがわからん状態です。 なんかよく解らないことを考えつつかなりヤバい状態になってきたのは間違いないのですが、戻るにしても結局もと来た道を歩くしかないので、せめて天覧山の手前まで行って写真には収めておこうと思い、どうにか市民会館の辺りまでどうにか歩きました。 天覧山っぽいもの(笑)を撮って、その近くにあるタイムズマートに向かいます。 この飯能河原~天覧山麓~タイムズマートの道程が一番堪えました。 一時間弱のこの歩程で、何故にここまで生死の境を彷徨わねばならぬのか。 むしろクルマの中では下痢気味だったのに、1時間足らずで水分が欠乏するなんて・・・・・。 先の大戦で南方に出征された兵隊さんの・・・(略 そんなわけでタイムズマート。 巡礼者には超有名(?)らしいです。 もう二日酔いをはるかに超えて熱中症気味で気持ち悪くて死にそうなオレは何しに飯能くんだりまで来たんだろうとか思っていましたが、この気分の悪さの中でも頑張って聖地巡礼のネタを撮ってきましたよ。 タイムズマートとか聞いたことないんだけど。 ヤマザキデイリーストアーよりもマイナーなのか? いやいずれにせよ中に入るしかないんだ。 それがオレの使命なのだから。 ・・・・・・というか冷えた飲み物が欲しい!!!! 信号が変わる前に全力ダッシュだ(しかしほぼ徒歩の速度) 中に入ると真っ先に目に入るのはヤマノススメコーナー。 酒とか売ってるじゃん(流石に飲む気が起こらない)。 グッズはアニメイトのものみたいな感じ? 本とか持ってるから要らないけど、割と頑張ってる感じが好印象です。 グッズの水とか欲しかったんだけど、冷えてないんで実用性ゼロのため諦めました。 そしてその奥には・・・・・・ 例の等身大フィギュアがぁぁwww ちょっと見微妙な印象を受けますがよく見ると丁寧に作ってあるということが一目で解るのでとてもよいです。 グッズはともかく(笑)、今まさに死にそうなオレのためにもっと実用的なものを手に入れようと思い店内を徘徊していた矢先、店内の撮影許可をもらった際に話した店主らしきおじ様に半凍結状態のポカリスエットを勧められたので購入。 天覧山はの登ったの?、って話になったので、もう死にそうなんで帰ります、と返して退店。 残念だけど天覧山は次の機会に持越しです。 半ば凍ったポカリスエットを額に当てて灼熱地獄の飯能市内をクルマのある駅前まで戻ります。 タイムズマートのおじ様ありがとう!!。 ほぼ熱中症気味で死にそうだったけど、あのポカリのおかげで、どうにか駅前まで戻ってくることができましたよ。 半凍結ってのがよかったんですかね。 貴方は名もなき一人のヲタの命を救いました。 命の恩人です。 天覧山は断念せざるを得なかったし、聖望学園もその他諸々も・・・・・・。 非常に心残りの聖地巡礼でしたが、あの状況でよく頑張ったのではないでしょうかね。 いや、これはそう遠くないうちに(栃テレで放送している間に)再探訪をすべきではないでしょうかね。 そういうことで次回に続く。 <iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=lowtechcity-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4777017524&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
| ヲタク::アニメ | 04:51 PM | comments (x) | trackback (x) |
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