2014,11,23, Sunday
まきのです。 このたびは、不本意ながらWindows 8.1へとアップデートする運びとなってしまいました。 これまで頑なにWindows 8.1へのアップデートへの誘いをお断り申し上げて参りました所、最近のWindows 8.1のアップデートは露骨になってきまして、作業(絵描き)の最中にも全画面にアップデートのお誘いをする始末。 思わず左手デバイスのEnterキーに割り当てているボタンを押してしまいましたので、絵描きの最中にWindows 8.1へのアップデートを行うことになってしまいました。 おのれマイクロソフト。 絵描きを中断して約1時間後。 意図していなかったWindows 8.1へのアップデートはつつがなく終了した模様。 基本的には旧来の環境がそのまま動くことになっていますが、プリンタ周り(特に無線LANプリントサーバ)の対応が微妙だったので長らくアップデートを保留していました。 その無線LANプリントサーバも今年の初めに液タブ用PCの建造時に8.1での動作確認が取れたのでアップデートする準備は整ったのですが、単に面倒という理由だけで先日まで8.1へのアップデートをひたすら拒んでいたのです。 Razer nostromoだけ最新のドライバにしないか?、と聞かれましたがRazerSynapse 2.0がちょっとアレだったので旧ドライバで使う事にしました。 前述の液タブ用PCでWindows 8.1についてはまあ今更なんら問題ないでしょう。 さ、それよりも絵描きだ絵描き。 ・・・っとSAIを起ち上げたのですが、どうもおかしい。 なんか解像度が低いみたい。 13HDのマッピングがあってないのかな?。 Wacomのウィークポイントであるドライバでも入れ替えてみるか。 ドライバを最新のものに入れ替えても(旧いのに戻しても)解像度は上がりません。 マッピングがおかしいんじゃなくて、13HDの画面の一部しか使っていない感じになっている模様ですね。 ここで気づくべきだったのでしょうが、最近はPC自作イズムからやや離れているので、自作原理主義者の直感など働くべき余地がなかったのです。 Windowsのタスクバーなんかは普通の解像度で表示されているのに、何故かアプリ(SAI)が変な解像度で画面いっぱいに表示されてしまう。 なんだこの謎現象は・・・・・・。 その後のドライバの入れ替えとかデバイスの物理的付け外しなどを繰り返しましたが、謎現象は改善せず。 そしてようやくデバイスの問題ではなく、ソフトウェア側(特にOS)の問題だろうと目星をつけ始めました。 13HDが画面の一部だけしか使っていない事は、「画面の解像度」で識別したときに出る数字が切れてしまっている事からも解ります。 また、タスクバーの表示などは普通の解像度になっているようですし、Photoshopなどでの編集画像を13HDの画面に持ってくると普通に表示されています。 アプリというかSAIのみが変な解像度で表示されているみたいな感じですかね。 というかSAIを使おうとするとこの現象が起こるみたい。 では何故そのような現象になるのか? そこでやっと気づきましたよ。 コントロールパネルの解像度の変更に関連項目としてある「すべての項目サイズを変更する」ですよ。 SAIのヘンな動きは確かに拡大鏡ツールっぽい気がするし。 試しに「全てのディスプレイサイズで同じ拡大率を使用する」にチェックを入れてみたところ、画面の拡大は治まりましたよ。 いやーよかったよかった。 はやく絵を描こう。 こんなことに気づくのに小一時間かかってしまったので、また絵を描くための時間が無くなってしまったわけです。 貴重な絵描き時間を返せ~。 だから不用意なOSアップデートはしたくなかったんだよ。 Windowsには 1) 「親切のつもりが余計なお世話になっている」機能 2) 「強制的に使わせようという政治的意図が伺える」機能 3) 「よい機能なのに何故かユーザに使わせないようにしているのか理解に苦しむ」機能 に大別できるのではないかと思います。 今回の「全ての項目サイズを変更する」については1番目に該当するのでしょうね(笑)。 あと13HDとIntuos4の同居環境だと、13HDにアクセスしないとIntuos4のセンサが感知しないみたいな現象が起こってますね。 しかもSAI(1.0.0)を動かす時に起こります(Photoshopでは起こらない)。 一度13HDの電源を入れて画面にペンを近づけて13HD側に感知させないとIntuos4が動かない、みたいな。 しかもその時に起動してるSAIでしか筆圧が使えなくて、一度終了させてSAIを再起動させるとまた13HDを一時的に電源を入れて・・・・・・の繰り返し。 あまりにも意味不明なのでとりあえず動けばいいや、と放置しようかと思いましたが、たまたまアップデートしたSAI 1.2.0だとこの問題は解消している模様ですね。 これはよい。 ところで。 やっとPhotoshop CC(2014)を本格的に使うようになりました。 複数のパスやらシェイプやらを選択できるようになったり、画像サイズ変更時にシャープな輪郭を維持できたりするようです。 ですがボクの絵描きで重要なのは、何故か自作スクリプトは日本語入力をするとコケるみたいで、それが原因でPhotoshop CC(2014)は不安定だ、これをメインで使うのはまだ時期尚早という認識に至っていました。 現在のレイヤ作成拡張機能スクリプトに依存しまくっている現在の絵描き作業では、やはりスクリプトを使わないと効率が非常によろしくない事になるので、とりあえず使えるようにしました。 文字入力をするとPhotoshopを巻き込んで異常終了してしまうのようなので、文字入力をしなければいい、ということで従来はテキストボックスで文字入力をしていましたがドロップダウンボックスに変更して文字列を選択式にしました。 選択する文字列は文字列配列であらかじめスクリプト内に書いておくという非常に手抜きな回避方法にします。 要は使えりゃいいんだよ!。 絵描き方面では何が変わったのか?。 CC(2014)ではタブレットからの入力がデジタルインク機能でしか筆圧を感知しませんし、ブラシツールコマンドバーにある「サイズに常に筆圧を使う」を入れておかないと筆圧でブラシサイズを変えることができません。 この「サイズを常に・・・・・・」はCS5の頃からあったみたいなのですが、ボクの板タブ環境では入れても切っても動作が変わらないし、全然気にしないで使っていました。 なので今回のCC(2014)になってやっとこのボタンの意味を知った次第です(情けない)。 一方のデジタルインク機能についてはこれまで(Photoshop CC)まではチェックを外すのが基本、みたいな感じでした。 とりあえず外しとけば問題ねえ的な。 例のクリック時の波紋エフェクトがウザいから、というのが主な理由でしたね。 しかしCC(2014)ではデジタルインク機能にチェックを入れておかないと正常に筆圧がかからないという事になりました。 インクの流量とか不透明度などのスライダーを動かす時もやや引っかかりを感じますしね。 だからCC(2014)はクソ、という評価も一部にはあるようです。 まあそれでも使っていくうちにある程度慣れていくのではないでしょうか。 ボクらはAdobe様に毎月せっせと月謝を払っているのですから、元を取る意味でも使い倒す勢いで使った方がいいのだろうと。 今のところはこんな感じで使っています。 <iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=lowtechcity-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00M3X5STU&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
| ヲタク::PCとか | 05:02 PM | comments (x) | trackback (x) |
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