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WindowsXPサポート終了に際して
安定のDSP版w
(画像はイメージです。)

 まきのです。
 先日イクミたん氏と会った際に話題になったのが、来月頭にてとうとうWindowsXPのサポートが終了するということです。
 そもそも4年も前にサポートを終了したWindows2000ですら組み込み機器では現役ですし、XPがそう簡単にくたばるはずがないっ!、と思います。
 XPの組み込み版であるEmbeddedは2016年一杯までサポートされますし。
 MSが無用な社会不安を煽るような告知をしている感も否めないところですが、ネットセキュリティに対してはかなり情弱っぷりなボクなので、ここはMSの霊感商法(違う)に乗ってやることにしましょう。
 ひぎーくやしー!!!。
 結局はMSの掌の上で転がされているだけなのかっ。

 ・・・・・・とはいえ今のボクのメインPCはWindows8なので特に問題はないのです。
 問題はサブPCども。

 テレビ(CS)を見たり、音楽を聴いたり、DVD(Blu-ray)を見たりということはここ14年くらいはサブPCですべて賄っています。
 また寝室でネット巡回やメール確認などに使っているノートPC。
 コイツらは必ずしも最新OSである必要がないので、メインPCのように部品をとっかえひっかえたりしないし、必要な機能だけ稼働すればというレベルなので、基本的にはほったらかしになっています。
 それなので、中古屋で買ってきた時にプリインストールされていたOSのままだったり、パーツを組み立ててインストールした時に入れたOSのままです(それが普通なのでしょうが)。
 更にそのOSも最新OSであることはまずなく、挿している拡張カードの関係から一世代以上前のOSであることがほとんどです。
 その間トラブルや必要に迫られた構成変更などがない限りは概ねそのまま運用となります。
 以上のような理由よりメイン以外のマシンは最新でないOS=XPになります。

新造時のパーツ構成
 サブPCは珍しく余剰資金のあった時期に完全新パーツ(普通はメインマシンのおさがりパーツが主流)で建造されたモノです。
 おかげでノートラブルです。
 OSもわざわざWindowsXP Home Editionを選びましたしね!!。
 ・・・びましたしね!。
 ・・・・・たしね。

ネットワークにちょっと弱いHomeEdition

 いやー値段が安いからってHome Editionなんて買わなければよかった。
 ネットワークが簡易ネットワークしか選べないわ、NTFSセキュリティーもしょぼいし、リモートデスクトップ機能もないから、隣の部屋から電源落とすことすらできねーし、データサーバにすることもできなかったわ。
 結局サブPC用のOSとしてしか使い道がなかったのですが、これはこれでよかったのかもしれません。
 ある意味最後までXPを使い潰すことができたのですから。


 そんなわけで今回はWindows7にアップグレードしました。
 Vistaも持っていた気もするし、それでいいかなとも思ったのですが、最近のOSはサポート期間とかも考えて選ばざるを得ないという非常に面倒に世の中になっているので、比較的新しめのWindows7にしました。

しかも敢えて32bit
 敢えて現行であるWindows8にしないのか?、というと、サブPCという性質上現行のサブPCのように新造されるというケースがまず稀です。つまりサブPCには最新のデバイスではなく型落ちまたは古いデバイスが実装されているケースが多いのです。
 古いデバイスの中には後継製品の発売により最新OSに対応していないものや、そもそも後継製品すらでなかったものなど、現状のOS環境でしか動かないもの、新しいOS環境で動かすには一苦労も二苦労もせねばならぬモノもあります。
 OSのアップグレードで最悪のケースは、OSアップグレード以外にも費用がかかることです。
 OS(DSP版ならそのパーツ)費用だけでなく対応していないパーツの代替費用がかかるとなるともはや(財布的に)目も当てられなくなります。
 そのリスクを少しでもなくそうというのが一世代前のOSへのアップグレードであり、今回のWindows7へのアップグレードでした。
 なんか色々と理屈をこねてますが要は「イッコ前のOSなら、大体のパーツは多分対応してんじゃね?」って感じですね。
 
XP大感謝祭開催中w
 OSや 兵どもが 夢の跡
 閑話休題。

 OSのインストールはXP以降は最初っからGUIでのインストールなので、とっても楽ですね。
 OSが入った後はドライバ関係のインストール。

 マザー(チップセット)→サウンド(SoundBlaster)→GPU(Geforce8400GS)→キャプチャ(PV4)

 一台のPCでいろいろなことをやろうとすると、それだけ多くのアプリやドライバなんかを入れなければならないので、もしトラブルや更新などからPC環境を復元させるのは面倒です。
 人によってはインストール直後の状態などをイメージバックアップしておいて、ストレージが変わったりしたときにはそのイメージを復元すればOKみたいな感じの人も多くいるのでしょうが、ボクはそのイメージを保管する場所や方法が面倒くさいという考え方なので、その都度媒体よりのインストールをしています。
 OSなんかも定期的にリフレッシュ(クリーンインストール)したほうが老廃物が溜まらず不具合が起きにくいですからね。
 PCを機能毎に分担しているのもまた障害からの復旧時間を短くするためのリスク軽減の手段でもあります。

exeフォルダってww
 あとはよく使うドライバやツール類などはサーバに貯めています。
 探しに行く手間が省けますし、外に繋げなくてもローカルにさえ繋げればどうにかなるのですからね。
 特殊なデバイスやサポートの終了したものや廃業したりHPが閉鎖されたメーカーのドライバなんかは入手困難なので、よく使いそうなものは片っ端からサーバに保管しておいてます。
 その都度入れるだけ入れてるので既に廃棄してしまったデバイスや遥か記憶の彼方に忘れ去られたデバイスなど、フォルダ名だけではよくわからないものがあったりして、さながら魑魅魍魎の魔窟のようになっていますね(笑)。

 さて。
 今回はこれがキモ。
 このサブPCはテレビや音楽やアニメBlu-rayを見るだけではなくて、絵描き資料表示などを行う非常に重要なPCなのであります。
 その絵描き資料表示のための基幹ソフトがかの有名グラフィックビュアーSusieなのであります。
 未だにと言われようが何と言われようがSusie Ver0.45がないと絵が描けないといってもいいレベルで使っています。
 絵描き資料はSusieで表示し、閉じたときに残る履歴を基に次回PC起動時に呼び出しています。
 Susieの履歴を次の環境でも使えないと絵描き作業に支障をきたしてしまう!!。
 そんなわけで、Susieの履歴がレジストリのどこに保存されているのか調べます。

[HKEY_CURRENT_USERSoftwareTakechinSusie]

これか。

 どうもここに保存されているようです。
 regeditで上記のレジストリキー以下をエクスポートして別の場所に保存します。
 そしてWindows7インストール後に戻してあげれば万事解決。

ぽぷらー!!!!

 やったー開けたよー。

 また、このPCはそもそもパフォーマンス重視でないために、メインストレージがHDDのままとなっています。さらにHDD1基しか積んでないし。
 今回のWindows7へのアップデートのついでにSSDにでもしちまおうか、とも考えたのですが、これまでの信頼性などを総合するとこのままHDDのままでの運用にしよう、と。
 その代り、SSDをスワップやIEのキャッシュ用に搭載して少しでもパフォーマンスを改善しようと思います。
 これはかなり前のSSDの信頼性が疑問視されていた時代にメインPCで行ったもので、これによってSSDへの物理的精神的障害がなくなったために、次世代マシンでは完全にSSDへ移行することになりました。
 その代りにフルSSDの速度に対しての感動も減りましたが。
 今回は過去の手法をそのまま使って、手間をかけずにそれっぽい効果が得られればいいという、非常に手抜き極まりないパフォーマンス向上を目指してみようと思います。

HDDの上にSSDを増設
 以前に使ったTOSHIBA 64GBのSSDを使うことにしましょう。
 本来なら再登板前に0filフォーマットとかして使うのが筋なのでしょうが、とりあえずデバイスを変更したという達成感に浸ったほうが精神衛生上いいのかと思います。
 流石に以前のHDD1基のみの環境よりはIEの動きなんかはキビキビとしましたね。

伝家の宝刀PV4
 問題はPV4の認識。
 一応はWindows7には入れられるという話だけは電網上の風の便りにて64bitの認識のさせ方に一癖あるみたいな話はよく聞きましたが、32bitについてはどうなのかはあまり取り上げられていないと思います。
 PV4のドライバとPV(再生ソフト)をとりあえずインストールしてみます。
 するとサウンドドライバが制御できないので音が出ません、とか言う警告が。
 サウンドドライバとのインストール順番なんかをいじりなおしたり試行錯誤の末にJungoがデバイスとして認識されたようでそれからまたPV4のドライバを入れなおせば大丈夫なのかな?。

ヒスチャン!
 そんなことをやっていたのですが、Windows7上におかせられましては、残念ながらマルチモニタでのPVアプリの動作はできないみたいです(未知)。
 今の状態だと、どうしてもモニタを一つだけにしないとPVのオーバーレイが動かないみたいなので、この点に関してはXP時代よりも利便性が後退してしまったという気がします。
 まあaeroが使えないのは別にいいとして。

 問題がなければOSとドライバ・アプリのインストールなどは数時間で終わります。
 PV4のドライバ認識の問題はありましたが些細なもんです。
 メインマシンなんかではレジストリやアプリの設定を退避させり上書きしたりするので、ドライバ類を入れ終わってもまだまだ作業があったりしますが、今回は音と映像が出ればいいだけなので、前の環境からのソフト的な引継ぎはほとんど行っていないので楽チンです。
 そのあたりが機能別にPCを分けている利点でもあります。

 WindowsというOSを使い続けている限り、このようなOS更新というイベントは数年置きに起こる事なので、皆様もその時は慌てず騒がず粛々とOSの切り替えができるように日頃からの心構えを怠りなきように。
 ・・・って普通の人はそんなに頻繁にOS更新とかしねーし!。

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| ヲタク::PCとか | 03:38 PM | comments (x) | trackback (x) |
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