2013,10,13, Sunday
まあなんですか。
ヲタク目的(=コミケ)以外ではまず東京というか台場になんかはほぼ来ないのですが、先日のSC61の際に手伝ってもらったyann氏のたっての希望ということで付き合ってきました。 サンクリが開催されているのは池袋サンシャインシティの文化会館とワールドインポートマートの一部で行われていますが、その池袋からお台場(東京テレポート)までは結構時間がかかるのでないかと思っていたのですが埼京線直通電車というのがあるようなので、それに乗っていけば30分弱で着くとか。 それならサンクリの後で向かっても時間的余裕はあるでしょう。 サンクリをそこそこの時間で切り上げて、池袋駅に戻ります。 そこから埼玉県民の足である埼京線へと乗り換えます。 久々に山の手線とか乗ると埼京線の疎外されっぷりに笑ってしまいます。 そしてコミケ以外ではほぼ来ない臨海エリアへ。 フジテレビとか近くで見るのはじめてー。 っていうかほぼその辺りで降りるのかよー。 すげえ。 これがお台場か。 あの逆三角形の謎のビームを放つSTANDの基地みたいなのがないと方向感覚が全然ないんですがー。 田舎出身だと山がないと落ち着かないとかどちら向いているのか解らないとかいうのと同じなんでしょうね。 ビーナスフォートってなんだよ?。 オレ達何買いに来たんだよ。 買い物ならアキバで事足りるつーの。 ・・・などとyann氏に愚痴っていたところ、さっそく今回の目的地であるMEGAWEBが。 既に510ブルーバードがwwwww 世界のトヨタ様が金にモノを言わせて都内に巨大な宣伝広告施設を建てたわけです。トヨタの新車のPRだけじゃなくて日本だけじゃなくて世界各国のクラシックカーも集めてついでに非トヨタ非普通車の軽自動車ユーザであるボクやyann氏にも公開してくれるという非常に温情こもった施設らしいのです。 まあトヨタの新車は今後も多分買う予定がないというか買えないはずなので、「ショウケース」側はとりあえずおいといて、「ヒストリーガレージ」側に突撃します!。 うへあー。 入って早々トヨペットクラウンとヨタハチですか。 まあヨタハチは何気に地元にユーザがいるらしくて割と見るのでそこまで珍しくはないのですが。 そして2000GT登場wwwwwwwwwww これはwwwwww すげえよww 本物だしwwwwwwwwwww 昔はこれでもかなり大きかったんだろうけど、昨今の3ナンバーワイドトレッド化したクルマからするとビックリするくらい小さいですよね。 今のようにクラッシャブルな領域とか対人衝突性能とかドライバーの安全性とかあんまり考える必要がないというか、それ以前に高性能化するだけで精一杯な時代背景だったので、本気で高性能を目指して作ったクルマは今のクルマより荒々しく迫力のある走りだろうと思います。 スバル360とか360cc時代のキャロルとかもありますが、スバル360も何気にyann氏の自宅近くにヒストリカルスバリストの家があるのでそこで見ることができますのであまり珍しくはありませんね。 BMWイセッタとかマスタングとかデロリアンとか。 なんですかこれは。 久々に毎回視聴しているCSの番組「名車再生! クラシックカーディーラーズ」ネタですか。 素晴らしい、ファンタスティックやね。 ロングノーズショートデッキとか、どれだけボンネットが長いんだとか思いますね。 今の車両よりも小さいくせに前が長いとか、運転しにくいんじゃないかなと思いますがね。 フェアレディZ(S30)とコスモスポーツは一番暗いところにあったので、ボクのカメラのISO感度ではこれが限界でした。 VWのバンとかMGのヤツとかアルファロメオなんかもありましたが、とりあずハコスカ(KPGC10)ですかね。 70年代のスポーツカーと言えば黒い内装と追加フェンダーですよね。 ハコスカはリアだけフェンダー追加されてるのがカッコイイんですよ。 基本的なデザイン性もさることながら一般車種の上位グレードではデザイン性とは逆に走行性能の為にはそのデザインをも否定するような架装がなされたりするのがフルアーマーガンダム的なカッコ良さなんですよね。 まあ正直言ってここで見るレベルの希少さかというとそうでもない気がしますが、綺麗な車両という意味ではよいのではないかと。 ヒストリーガレージの2Fは凡そこんなところ。 1Fに下りるとレストア風景が見られたりカフェみたいなのがあったりと、デラックスで至れり尽くせり(昭和の死語)ですね!!。 そして1Fにも展示車が。 屋外展示ということで割と新し目のクルマが目立ちますね。 ダルマセリカ(TA27)のGT。 所謂後期型で設定されたリフトバック(LB)モデルですね。前期型はテールランプがワンテールからウインカーランプとブレーキランプに分かれましたね。 たまーに地元の国道やバイパスでダルマセリカを見かけるのですが、圧倒的な車高の低さとコンパクトさで思わず意味なく追走しようとしてしまいますね。 スプリンタートレノ(TE27)。 そもそもトレノはスプリンターの2ドア版として生まれたわけではなく、スプリンタークーペの上位グレードとしてのサブネームだったのです。 当時はまだ1つの車種でセダンとクーペが混在している時代でしたし、セダンの方が車両価格高かった(はず)なので一般家庭でもクーペだったところが多かった時代ですし、そもそも今みたいに同じカテゴリに重なるような車種をいくつも売るということはしていなかったので、一つの車種にボティタイプの異なるモデルが存在するわけです。 有名なハチロクはこのTE27から数えて5世代後に登場します。 国内他社のスポーツ専用車からすれば量産型に毛が生えた程度のTE27は決して速くないクルマだったようですが、量産型でもそれっぽくすればカッコイイよね、って感じにはなるのではないでしょうか?。 スポーツカーというのは単なる高性能なクルマというだけではなく、走っていて楽しいクルマという意味なのですからね(ジムニーユーザーの意見)。 いすゞ117クーペ。 これも時々走ってるのを見ますね。 ハンドメイドモデルってヤツですね。 センスのいいデザインです。 ここでワンポイント。 クラシックカーでとりあえずセンスのよさげなデザインは「確かジウジアーロ作だったよね?」とか言っておけば結構な確率で当たるのではないでしょうか。 笑い。 バンデンプラ プリンセス1300 イギリス車っぽい気はしてたけど、家に帰ってきて調べるまではよく解かりませんでした。 1.3リッターでこの車格なのにこの無駄な高級感。 日本でも最近は軽自動車に普通車並の快適装備が付いてきていますが、海外的にそれをやるとこんな感じになるのでしょうね。 あ、アレだ。日産で昔あったローレルスピリットってヤツ。 中身サニーだけど内外装はローレル(並)っていう。 パブリカ コンパーチブル ヴィッツの先祖と言うべきなのでしょうかね。 パブリカ→スターレット→ヴィッツというトヨタのコンパクトカーという系譜の源流ともいうべきですか。 前出のヨタハチもパブリカのコンポーネントを流用しているのですが、あれはスペシャリティ方向全開でしたし後継車もなかったのでその系譜を残すことはできませんでしたがパブリカ一族としていいでしょう。 80~90年代はこのパブリカ→スターレットの比較的安価でそれなりに走るクルマがあったので、安い中古車を買って走り潰すみたいな素晴らしい自動車ライフを送ることができたのですよね。 昔の車は明らかに「機械を操作」しなければ運転することができませんでした。 ギアを入れてクラッチを戻してとか、めんどい操作をいちいちすることによって、その機械を動かしていたのですが、時代が下るにつれその機械の動作原理を知らなくても動かせるようになりました。すると今度は機械が人に合わせるようになっていきましたので、面倒な操作をしなくても動かせるようになっていったのが現代のクルマです。 性能も昔に比べれば圧倒的よくなり、システムの信頼性も天と地ほどの差。ノーメンテでも普通に乗れる時代が来ました。 その代りに「機械を操作している」という感覚がなくなっていったので、どのような運転をするとクルマの性能を超えてしまうのかなどの経験をしないままドライバーが育ってしまい、クルマの性能を過信した(限界点が解らない)運転が横行し、クルマの性能を超えるような事故=大体大事故になっていったりします。 そんな観点から考えるとやはりある種の「機械的な操作感」というものは必要だと思います。 だからってクラッチを踏まないとエンジンが始動できないとかそういうくだらない「機械的な操作感」は要らないのですが(笑)。 まあなんですか。 一般国民の皆様がトヨタ車を購入してくださるおかげでボク等は素敵なクラシックカーを交通費だけで見ることができ、更に写真を撮りまくれるのですからありがたいことです。 世界的な大企業になればこのくらいの社会還元くらい当然ですよね?。 スズ○さん?。
| ヲタク::クルマ | 10:33 PM | comments (x) | trackback (x) |
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