2013,03,24, Sunday
とりあえず新PCが艤装も施されこの度運用開始されました。 とうとうやっちまいましたよ。 ♪こーれが最後の真実ー。 なんだっけ、シスプリだったっけ。 もうこれ以上は(福沢先生的な問題で)できませんですはい。 ただでさえ最近信用取引で出費がかさんでるのにそれに増してPCパーツも信用取引で手に入れるとか限度枠上限超えてしまいますのでリアルマネーも投入とか。 もーだめだー。 なーにがアベノミクスじゃー。 経済回すため(言い訳)に借金してまでPC作るなんてー。 ダメ人間だわマジでー。 ガルパンBD3巻も4月発送とかー。 もー終わりだー。 日本人特有の中流志向に基づき、今回のPC建造もだいたいミドルレンジのモノばかりで揃えましたというか揃えざるを得ませんでした。 ほぼ全部新規パーツで組んだのが悪いんですがね。 旧環境は動態保存ということで。 旧環境からの使いまわしはサブSDDとPhotoshop仮想記憶用SSDと光学機器(DVDドライブ)だけですからね。 全部ミドルクラスですがその範囲内では自分に妥協しないパーツ構成にできました。 まあもともとハイエンド志向ではないので。 3月前半でとりあえずあっちの次元の大型イベントが一通り過ぎましたので、その辺りからそろそろ新PCの規格策定なんかを漠然と考えていましたが、だいたいそう考えはじめると具体的なパーツから予算の算定とかになります。 連日アーク様とamzon様と預金通帳様などと(脳内)相談しながら見比べながらあれこれと検討してパーツを決めていきました。 とりあえずはケースから。 CoolerMasterのCosmos2。 これは最初から決めていました。というかほかの選択肢がないと思っていました。 初代Cosmosを使っていますがこれが殊の外よい感じだったので、きっとCosmos2も期待ができるだろうと。 いろいろな資金的やり繰りの結果、最初に購入したグループだったのですが、実物が来てビックリ。 デカい。 何もかもがデカ過ぎる。 これじゃ事務机の下に収まらない・・・。 上部左右にあるバーを外せば入るかな、分解してバーを外してみましたがやはり入りませんでした。 どうすんだよこれ・・・。 しょっぱなから躓く結果かよ!。 メーカーHPに書いてあることをよくよく見てみると高さが70cmとかE-ATXとかXL-ATXとかが搭載できるとか、なんか危険なことが書かれているではないですか。 この時点で気づくべきだったのだ。 この計画の無謀さに。 電源はSeasonic SS-660XP2です。 いつもの巾着袋です。 そしてまた懲りずにSeasonicです。 昨年夏の「コミケ前サーバ崩れ」の原因はそもそもPCの電源を(もっと静音のものに)変えようとした事だったわけで、その際”信頼のSeasonic電源”が実は”信頼の”ではなかったのではいかという疑惑が半年以上経った今浮上してくるのです。 その昔イクミたん氏も同じような症状で電源交換した経緯もあったりましたし。 そこまで知っていて!。 あんたって人はー!。 遠因までありながらも去年の失態とは・・・本当に情けない次第です。 ジャンク品をこねくり回していた時代よりもスキルが落ちているとはジャンク出身自作PCerとしては情けない。 まあそれはともかく。 一定以下の負荷状態(30%以下)の場合にはファンを止めて稼働するという静音設計という一点のみで今回もSeasonicにしてしまいました。 結果からいうと、かなりというかめっちゃ静かです。 これは素晴らしい。 これまで使っていたLGA1366の環境でも通常運用で120W程度でして、一時的(アプリのロードなど)に最大負荷がかかって200W弱出ますが、それでも200Wくらいしか出ないというのが過去の経験則より分かっているので、LGA2011になってクアッドチャンネルになったとしてもまあその程度の消費電力だろうなあという宛てがつく気がします。 GPUの消費電力の計算をいつものことながら入れていないので、それを加味するなら760Wくらいあってもよかったのではないかと思いますが。 CPUは念願のLGA2011 Corei7 3930K(3.2GHz)。 昨年頭にLGA2011への移行を計画しましたが、なんだかエンドレスエイト的なことが起きてしまい、何度かの移行計画がお流れになり、最終的にはLGA1366で乗り切ろうということになりました。 その改修計画ではCPUをちょこっとコアが増えたものにしたり(Corei7 960→980)マザーをSATA6GHz対応のもにしたりSSDもそれに併せてSATA6GHzのにしたりして改修計画を終わりにしました。 まあ本来LGA1366でサポートされていないSATA6GHz対応マザーが安物のクソ仕様だったりしたので改修計画もCPU交換以外はそれほどの意味がなかったりしました。 それ以降、極力無駄な投資を避け(とはいいつつも昨年夏のサーバ崩れがあったりして痛手を負ったりしましたが)今回の新PC建造計画までなんとかこぎつけた次第であります。 正直言うとCorei7 3930K以上のCPUに手を出す余裕はパーツ全面新規導入の今回の計画においては余裕がありませんでした。 辛うじて6コアを維持したに過ぎません。 そのCorei7 3930Kを載せるマザーはASUSのP9X79 Deluxe。 直近のLGA1366ではP6T Deluxeだったし、LGA775時代はP5K DeluxeだったしSocket478時代はP4P800E Deluxeなわけですよ。 俺どんだけDeluxeグレード好きなんだよ(笑)。 まあその時代からほぼ一貫してASUS先生オンリーだったわけですが。 P9X79 WSとかいうのもほぼ同価格帯だったのですが、やっぱりサーバ向けよりもコンシューマ向けのマザボの方がいい気がしてそっちを選びました。 だいたい3万円台のワークステーション製品とかいうのがそもそも胡散臭いですからね。 業務用機器なんて桁が違って当然だし、それだけの信頼性を持っている(はず)ですから、廉価な業務用製品より多少高価な民生品の方を敢えて選びます。 世の中には安価でも業務用の枠組みを好む人もいるでしょうからそれに関しては単にボクとの思想の違いだとしか言いようがありませんし、それを殊更に否定しようとも思いません。 本来ならボクは安価なエンタープライズ製品志向なのですから。 ケースにCPU+マザーを組み付ける段階に至って必要なものは幾つかありますが、とりあえずはCPUクーラーから。 LGA1366時代初期にZALMANの外部水冷ユニットでPC史上初の水冷生活を始めたのですが、1年経たずに水冷ユニットが壊れてしまい、ポンプを交換して使おうと思いましたがそれも失敗して本格水冷への限界と取り回しの悪さを感じて、それ以降CPUのみを冷やす簡易水冷へと移行していきました。 簡易水冷では結構有名なCorsairのものを好んで使っていますが、今回はH80iというこれまた中流思考なヤツを手に入れました。 H100iでもいい気がしましたが、結構デカいラジエータをどこに設置するのかとか思ったらこれまで使っていたサイズのラジエータの方がいいだろう、という判断から敢えてH80iにしました。 CorsairLink2対応とかでWindows上でファン回転数のモニタリングと制御ができるとか。 どんなもんなんでしょうね。 デカいケースは取り回しは悪いですが、メンテナンス性はとてもよいですね。 ATXのマザーがこんなに小さく見えるとは。 Cosmos2の配線がやたらめったらありますが、主にケース標準装備のファンコン用ケーブルとファンなんかにくっつけるLEDの電源らしいです。 ケース標準装備のファンコンとか要らない気がしますが、折角付いているのなら、とりあえず使ってみますか。 旧来のPC環境は動態保存の予定なのでファンコンとか外すのが面倒だし。 マザーとCPUをつけたら次はメモリ。 今回はLGA2011最大の特徴であるQuadChannelでメモリ64GB仕様にしますよ!。 そのためのLGA2011なのですからね。 昨年半ばまでの円高の時にメモリを買っていれば安く手に入れられたのでしょうが、それにしても64GB分のメモリは高かった。 おかげで64GBセットでも最安くらいのにしか手が出ませんでした。 今回はヒートスプレッダ付きのにしました。 おなじみCoresairの胡散臭いDDR3-1866駆動ができるらしいことが謳われていた8GBx8セット品。 なんなんですかねアーク様の但し書き「環境によってはスペックどおりに動作しない可能性が御座います」とは。 まあウチでは1333駆動がデフォっぽいですがね。 御託はいいからメモリスロットを全部埋めろや!。 壮観ですねー。 メモリスロット8基とか90年代のMacintoshIIシリーズやQuadraシリーズとか過去の愛機であるPowerMac7500系統のような製品ライフサイクル的に長期的視野に基づいた作り込みがなされた製品にのみ許された証ですよまさに。 Quadra950はメモリスロット16基でしたね。 Corsairの水冷ユニットは排気ファンの部分にラジエータを挟み込むようにして使うので、その真下にある4chのメモリの排熱はとてても悪そうなのですがどうでしょうか。 主要なパーツの取り付けがおわ・・・ってないし。 まだ補助憶装置の類を取り付けていないので、これは電源周りの配線とともに取り付けます。 週末のOS~ソフトインストールまでに動作確認をしないといけないのでケースの整線とか静音セッティングとかいうのは後回しにします。 まずは今回も当然ゼロスピンドルということでメインのSSDはIntel SSD 520 240GB。 とうとうです。 とうとう本当のSATA6GHzネイティブでSSDを動かせる日が来ました。 P6X58-E PROに付いていたMavellの偽物SATA6Gじゃねーんだよ。 Intel純正なんだよ!!!!!!!1112223333!!!!!。 これでIRST使ってSSDToolBoxでTrim最適化バンバンだぜー。 ひゃほーい。 ・・・別にIntelの335の240GBでもほぼスペック変わらないし520に比べればえらく安かったのでそれでもよかったのですけど、SSDについては敢えてスペック重視で。 このCosmos2は3.5"ベイが11個もついていて、下側6ヶのベイを冷やすためにファンが2つ付いているというオーバースペックな設計。 そんなにドライブ入れないし使わないし。 上のベイに1ヶだけSSDを入れます。 Cosmosシリーズは裏配線用の穴とかケーブルをタイで止められるようにわざと出っ張ったフックみたいなのとかいっぱいあって使いやすいです。 大まかな配線が終わったのでちょっと休憩。 某画像掲示板のガルパンスレなどを見ながらまったり。 水戸ではもう11・12話上映されたんですよねー。 今日あたりの大洗はすげーことになってるんでしょうかねー。 まーBS11とかAT-X組は月末に2話連続放送なんですがねー。 GPUは最初この前のBD騒動でも使ったGeforceGTS250でひとまずは最低限の設定をして、本格運用までにまともなグラボでも買おうとか思っていましたが、たまたま(意図的に)立ち寄ったベルモールのパソコン工房でELSAのGTX650Tiの静音バージョンがそこそこの値段で売っていたので思わず買ってしまいました。 あー今回もELSAですよ信頼の!。 よくわからんから静音とかミドルレンジっぽいモデルナンバーの650とか廉価版っぽいグレードのTiとかいかにもそれっぽいネーミングのモノを買ってきましたが、これは正解でしたね。 マルチモニタにしても静かだし。 SSDと(光学機器と)グラボがついたのでこれでやっと電源を入れることができます。 UEFI BIOSすげー。 マウス使えるしー。 でもそんなの要らねー。 すぐにいつものアドバンスモード表示に変更。 Corsair H80iはSATA電源で稼働して3Pコネクタは信号を送ってるだけらしいのですが、ボクは「SATAでも3Pでもどっちからでも電源取れるんだねーすげー」とか思っていたので3Pコネクタしか繋がなかったので、CPUがすぐに80℃超えてしまって強制シャットダウンされてしまったりして、初期不良を疑ったりしました。 とんだ愚か者ですね。 P6Tの時代からできたのですが、最近のマザーはBIOSやソフトでファンの制御ができるのでもしかすると外付けファンコンをつけなくともそれ相応の静音環境が作れるかもしれませんね。 ファンコンはセンサーの取り付けが一苦労だしそれだけ配線が増えるのでケース内がごちゃごちゃする要因にもなるので、それが回避できるのなら良い事この上ないわけです。 これはきちんといじってみる必要がありますね。 水冷ユニットが動き出すとバカみたいに上がっていた温度が30℃程度にまで下がったので、これでやっとOSのインストールができます。 もちろんWindows8 Pro(64bit)ですよ!。 間違って32bit買ったかと思ってドキドキしました。 32bitじゃ64GBの意味ねーし。 ネタ的には32bit版間違ったーっていうのがいいのですが、流石にそれはなかったw。 OSインストールはすぐに終わってしまって物足りないくらいですね。 SSDだから更に時間短縮されてる気もしますし。 昔はクリーンインストールで丸々1日消費することはザラだった気がしますが、今では半日でOSインストールから主要アプリのインストールまで終わってしまうのだから10年前からすれば隔世の感ですね。 パーツがほぼ揃ってからOSインストールまで都合2日の計6時間程度。 昔みたいに相性問題とか細かい(ジャンパピンの)設定とかで時間が取られない分ただパーツを入るところに入れるだけという単純作業になってしまった気もします。 でもPCを組んでる最中は単純作業でいいんです。 パーツ選定の段階でスペックや環境の目標を決めて、あとは組んだ後実際動かしてパーツ選定で目論んだ結果が出せたかどうかを判定するのが自作PCの醍醐味だと思うので、組んでいる最中は何も(トラブルが)ない方がいいのです。 そこがいい、という人もいるのでしょうが、ボクはそこまでDIY重視ではないので。 とりあえずOSまでインストールできたのでその日は朝方に寝ました。 つづく。
| ヲタク::PCとか | 05:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
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