2011,05,28, Saturday
(前のエントリの流れをぶった切って)
ええと。 朝起きたらまたクルマが進化しとったっ!(またウソやんけwwwwwww)。 シルバーからよくわからん白っぽくなっとったっwwww!。 JA22WからJB23Wになっとったっっっっ!!。 そんなありえね~。 前のジムニー(JA22W)で10万km越え目指すんじゃなかったのかよ。 更に言うならその前のジムニー(JA11V)で目指そうとしてたんじゃなかったのかよ。 あーもうお前ジムニーばっかり乗ってるから型番で言わなきゃどの時代のかわからんじゃんかー!。 つうわけで。 とうとうジムニー生活も最高峰に上り詰めました。 現行車であるJB23W・8型が納車されました。 しかもジムニー40周年記念モデルであるクロスアドベンチャー・XCです。 まあ41年目になって40周年記念モデルが売られたりしているわけですがw。 実は震災の影響で1ヶ月ほど納車が遅れたのですが、震災後のスズキの磐田工場のライン一時復活の時に工場在庫部品を使って作られたものらしいです。 今回は地元フランチャイズのスズキアリーナではなく、スズキ自販栃木直営のアリーナまで出向いたので、そういう情報が担当の営業氏から入ってきました。 今は部品調達の問題からラインが止まっているらしく、生産再開は6月頃になるそうですね。 ええと。 先代ジムニー(JA22W)との違いは・・・、 ・軽規格変更後の車両なので微妙に広くなった車内と重厚感のあるドア まあ車内だけじゃなくて幅も全長も大きくなってますが。最初のうちはいつものライン取りするとけっこう車幅ギリギリだったりしてヒヤヒヤモノでしたね。 今までサイドアンダーミラーとかこんな軽規格のクルマについていて何の意味があるのだろう?、と思っていたのですが、JB23Wまできてやっとその意味を理解しました。 最もこれまでのジムニーでは左ドアミラーに申し訳程度についていたので、その存在意義についてはかなりの疑問を持っていましたが。 助手席の居住性はこれは劇的によくなってますね。ジムニーのくせに足が伸ばせるとか?。 ぬかしよる。 歴代恒例パーツだった助手席のダッシュボードについていたグリップもめでたく廃止(まあこれはこれで・・・)。 おかげで昔をよく知る知人が助手席に乗っても違和感を覚えるばかりですw。 ドアも先代・旧規格のJA22Wと比べると拡大されていて普通車みたいな厚みとその厚み故の質感のある閉まる時の音が楽しめます。 ・ABSとか標準装備 だからなに?。なんだかあまり効きがよくないんだけど・・・っていう印象。 ・まさかのローギアード設定 ギア比が先代とは打って変わって現行8型(4型以降)は思いっきりローギアードに振られています。 JA22Wは4速がギア比1.00の所謂「直結」状態でこの状態が一番動力効率がよいとされるわけです。5速はギア比が1よりも小さい所謂オーバートップ(オーバードライブ)になっていました。 ですが今回のJB23Wでは5速でギア比1.00の直結なわけでして、オーバードライブとはっていません。普通にフィフスギアとなってます。 その代わりトランスファのギア比を上げているとかなんとかで最終減速比的にはそれほど大差ない、みたいな事を聞いた気がしますが歴代ジムニーの中でもかなりのローギアードなのは間違いなくて、エンジンかけた直後はどのクルマでも回転数が高くなりますが、ジムニーエンジンかけた直後にクラッチをそのまま戻してもエンストせずに走れます。 そのくらいギア比が低く設定されてます。 トラックとか軽トラみたいにタイヤが動き始めればあとは2速でなんとかなる状態、つまり先々代(JA11V)のシフトチェンジ状態に戻ったわけです。 おかげで先代JA22Wでは2速では上れなかったララスクエア(=ヨドバシ)の立体駐車場も2速余裕です。 あと3速も妙に低い気がします。 4速から3速に落とすと、車速を十分に落としておかないと1000回転くらい一気にエンジンが回ってしまいますし。 まあボクはろくに4WDモードにはしないのですが(泣)、これで4WD-Hレンジにしたらどんだけ恐ろしいことになってしまうのか想像だにできません。 恐ろしいこっちゃ・・・。 ・トランスファ(副変速機)の押ボタンスイッチ化 ジムニーとは切っても切れないもの、それがトランスファ。 これまでボクが乗ってきたジムニーにはみんなクソ長いシフトレバーの下にちょこっと生えたトランスファ切り替えレバーがありました。 先代のJA22Wは初期型だったので先々代JA11Vのようにフロントハブをマニュアル操作でロックしないと4WDにしてもフロントが空転してしまうという所謂手動ハブロック方式だったのですが、JA22Wの後期型からはトランスファを4WDに入れると自動で前輪のハブが空気圧によってロックされるエアロッキングハブ構造になりました。 ところがJB23Wの5型からはトランスファがレバーからスイッチ式となって、クロカン萌え族からは大不評になったようです。 というか最初はボタンを押しても全く4WDにも4WD-Hにもならないのでマジ焦りました。 ボタンを長押しするとロックがかかるんですね。知らんでした。 ちなみにトランスファのシフトパターンを見たことある人なら周知の事実なのですが、トランスファのシフトゲートは2H(2WD)→4H→N→4Lとなります。 つまり2Hか4Lには直接入れる事ができないわけです。 ですが押ボタン式になったらそんな経緯を知らない人も出てくるわけで、2H→4Lとかいう事をする人も当然出てくるでしょうね。 ちなみに7型からその問題だった2H→4Hへ直接変更できるようになりました。 ここら辺は曲がりなりにもギャバン純正車両のSJ30から現行のJB23まで約20年間もジムニーを一貫して乗ってき(JA71除く)たからそのモデルの変遷を言えるのではいかなと少々の自負を持ってみたりしています。 ・まさかのMT 世の主流はATらしいので(知っています)、売却時の下取り価格はATの方が圧倒的に高いのは承知しております。 ディーラーでも同じことを言われましたが、ここだけは強調して「マニュアルで!」と言ったのを今でも覚えております。 MT車のシフトノブはゴム製で実に質素というか簡素です。本皮シフトノブとかそういうオプションすらありません。8型以前では特別仕様車に本皮シフトノブとかあったはずですが・・・。 ちなみにジムニー特有のシフトノブの振動は、JB23Wでも変わっていません。新車の時点でこんなにブルブルしてるんだからこれはもはやラダーフレームと同じようにジムニーの”伝統”というべきなのでしょうね(笑)。 つうか今の時代にMTなんか乗ってる人はほぼ間違いなく社外のシフトノブにしたりするだろうから純正品は徹底的にコストダウンされているとしか思えません。 ・後部座席が固定式に これもJB23W・5型以降の変更なのですが、これまでは後部座席が座面分割引き起こし(座面が前席の後ろ側に引き起こされた状態になっていて後席使用時にはそれを引き起こして後ろ側に倒す)だったのですが、このモデルでは後席の背もたれ部分のみが上下に可動して後席をフラット(っぽく)したりできるようになりました。 後席には基本的に乗らないはずなのでアレですが、多分居住性はJA22W時代よりもよくは無いはずです。 ・自称スズスポ仕様(笑) もーすいません。 なんだか純正オプションだったスズスポのパーツを入れられる限り入れてしまいました。 設定色がないとか特別仕様車とかぶるオプション(樹脂タイヤカバーとか)があったりして泣く泣く諦めたものもあります。 要らんところでスズスポ仕様(笑)をアピールしてますが、このステッカーとかルームミラーカウルとかほとんど意味無くない?。 お前どんだけスズスポ好きなんだよ。 その他よくわからんオプションも入れ込んでしまいましたが。 なにこれ、社内灯(蛍光灯)とか?。 灰皿を小物入れにするヤツとか?。 知り合いとかはこういうモデルが売ってると思っていたようですが、実際には全部オプション扱いですから!。 おかげで「軽自動車買うレベルじゃねーぞ」になってしまいました。 まあ当初エスクード買う気でいた(あくまでも気概だけ)のでいいよね!?。 エンジンはJA22Wと同じK6Aなのですが、インタークーラーの拡大(4型以降)とかギア比とも相まって、まったく違うエンジン特性になってますね。 最近のクルマは部品精度の向上などもあって特に慣らし運転をする必要はない、ということらしいのですが、とりあえずはあまり回転を上げずに”ゆっくりはしってね!!”(笑)的に乗ってみようと思いましたが、4000回転迄でも実用的なトルクがでてたりするので、このまま慣らし運転のままでもいいか、と思ってしまいそうでした。 これだけ低回転でそれなりのトルクがあるんだからエンジン引っ張ってもそんなに速くないのかもしれませんね。 高速走行とかはJA22Wに比べて快適でないのかもしれませんね。 ・・・っても高速などは年に数えるほど乗るか乗らないかなのでねえ。 あとこのクルマは3000回転くらいからエンジンが結構いい音してきます。 JA22W時代は4000を超えるくらいからいい音がしてきたのに比べると、このクルマのレンジが低回転にシフトしているのかなと思わずにはいられませんね。 ちなみに燃費はあまり変わらないかもしれません。 そもそも現行車種のクセに低排出ガス認定の星が一つも付いていない、エコカー減税対象車になるはずがないという時代に逆行しまくってるクルマですので、燃費なんかは考えるべくもありませんね。 一般的に言われているのとは違った意味でのスポーツカーと言うべきでしょうか?。 JA22Wでは、燃料計がEゲージに来ても尚10リッター入っていたのですが、JB23Wではその辺が改善されたのか残り5リッターくらいで普通車みたいに給油ランプが点灯するようになりました。 すげえ進化です。 更にこれまでのジムニーは給油キャップが露出していたのに対し、現行型ではとうとう給油キャップにフタが付いて、給油口のフタを開くためのレバーが装備されました!!!!!!1111。 なんという進化ぁぁぁ。 まさに乗用車wwwwwwwwwww。 今までのジムニーはどんだけ昭和時代のクルマだったんだよwwwww。 この特別仕様・クロスアドベンチャーXCは何故か標準オーディオすら付いていませんでした。あと助手席下のトレーボックスも。 それなので仕方なくオーディオを入れざるを得なくなり、最短の距離にあったオートバックスにてパナソニックのナビ付きオーディオを付けました。 実際には普通のナビなのですが、専らオーディオしか使っていないもので。 これまでの生活から言ってもナビなど要らないのですが、昨年のGWに開催されたComic1☆4の際には、3次元の都合により上り電車が無くなってしまいクルマで直接アキバの宿舎まで移動せねばならず、先代JA22Wを駆って東北道→東京外環→首都高を経てアキバの宿舎に到着しました。 無事イベントに参加できましたが問題はその帰りで、来たルートと逆を行けばいいのですが都内の道は不得手でして首都高の入り口を見つけるのにえらく苦労しました。 その時に「次のクルマには絶対ナビ付けるぞ」と心に誓ってそれを今回とりあえず果たす事になりました。 ま、フルセグチューナーとかついてるようですが、基本アニソン再生専門です。 通算5台目のジムニーなのですが5台目にしてとうとう現行車種、所謂「新車」を手に入れることができました。 ここで過去4台のおさらい。 もうボクのようなヘタレた人生では一生超低価格過走行の軽自動車しか買えないものと思っていましたが、この度人生最初で最後の新車に乗ることができました。 折角の新車なのでどうせなら普通車を・・・と思っていましたが過去に乗ったFC3Sの維持費があまりにもかかりすぎて、所有時期の後半はほぼ不動車となり、最後にはローンを半分くらい残しながら売却、手放したクルマの残債を数年払い続けるという悲惨な経験から、どうしても普通車を買う気にはなれませんでした。 このような過去のトラウマにより維持費の絶対的に安い軽自動車しか買うことのできない身体にされてしまいました。 それで一生に一度あるかないかの新車までもをジムニーにしてしまうことになりました。 不幸かもしれません。 でもボクにとってはそれでいいのです。 親父の時代より何故か我が家の伝統であったジムニー。 その頂点に20年ほどかかりましたがやっと上り詰めました。 これでやっとジムニー・・・だけでなく軽自動車卒業になるのかどうか。 それは今の時点では解りません。 ・・・でも次はどーせ中古車だろうなぁ~(笑)。
| ヲタク::クルマ | 10:57 PM | comments (x) | trackback (x) |
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