2009,01,31, Saturday
やっとサンクリの準備も山場を越し一息つける状態となりました。
まあその他色々と。 そこでまた駄文を書こうかと思ったりしたのですが。 PCって設定決めてもしばらく時間を置かないと設定がなじまないって事ありますよね?。 デジタルのくせしてなんでこんなにアナログなんだよ、って思ったこと皆さんもありますよね。ですよね?(半ば強制)。 インストール直後はタブレットドライバが結構な頻度で設定読んでないとか。 その都度いちいちタブレットサービス再起動とか。 そうやってPCに設定覚えこませていくと、なぜかそのうちきちんと設定を読み込むようになってるんですよね。 今回の年明けVistaインストール以降、各種設定を力技でねじ伏せながらどうにかCG集の追い込み作業を強行してきたわけですが、あらかた終わってみるとPCというかOSや関連ソフトとの格闘に明け暮れてたな、という感じがしております。 OSが設定を覚えてくれるまで約2週間はかかったのではないでしょうか?。 特にVista(更に64bit版)に関しては、XP以前のものとは色々な面で違っているので、一昨年末の時点では絵描きPC用には不採用としたわけです。 今回Vistaとのあの戦争を振り返ってみての感想を書いてみようかと。 Vistaではユーザ権限がかなり厳しいです。 一般ユーザでログインしてPCの設定(ネットワークでも何でもいいのですが)を変更しようとすぐにUACが働くので、酷い足枷を履かされたなとか思いましたね。 まあセキュリティ的にはいいのかもしれませんが・・・。 ユーザ権限絡みはPhotoshopにも影響を及ぼしましたね。 新規でも既存でもいいのですが、画像を開くときに10秒近くの遅延が発生するようになったので、複数枚の画像を開こうとすると1分も待たされたので発狂しそうになります。 またBridgeなどでも微妙な遅延とかが起きていたのでAdobeのHPでパフォーマンスをよくする情報をトライ&エラーしまくりましたが、問題解決への決定打はユーザ権限の設定だったりしました。 管理者権限でアプリケーションを実行するとPhotoshopの画像を開く際の遅延が消えたので喜んだりしましたが、しばらくすると設定が付いているのにまた遅延が発生したりと、原因不明な状況に悩まされました。 うまく管理者権限で実行する設定が定着してくれればよかったんですが・・・(それが元PC業界人の発言か?)。 最終的には管理者(administrator)でログイン事でこの問題をねじ伏せたわけですが、これは解決といっていいのでしょうか?。 UACとかユーザ権限って本来一般ユーザが管理者でログインすることで起こるリスクを低減させるために強化されたり作られた機能だと思うのですが・・・。 なんか本末転倒な気がしますね。 場末な絵描き的に見てVistaのTablet PCへの対応は悪害以外の何者でもない気がします。 このおかげでかのWacomの株価がかつてない30万超えになったりもしたのですが・・・。 絵描き関連会社なくせして絵描きをさせない機能で注目されるとは。 むむむむ。 まず普通にタブレットを使うにはこの機能を完全に抹殺しなければならないわけです。 ペンフリックとかタップの視覚化設定とかTabletPC入力パネル表示とか絵描きに必要ない機能がアクティブになりすぎ。 どうしてVistaはこんなに絵描きに対して敵対的なのでしょう。 64bit版はXPの64bit版より明らかにマルチコアに最適化されていて総合的な体感速度はあがっているのに・・・。 織田信長の比叡山焼き討ちのようにペンフリックは心を鬼にして弾圧しましょう。 浅井朝倉連合軍のタップの視覚化も滅亡させましょう。 長島一揆のUACもぶっ潰しましょう。 播磨方面の別所ら国人衆のユーザ権限とはadministrator権限でログインして兵糧攻めにしましょう。 Vista戦国時代の絵描き包囲網下の政情ではそうしないと絵描きとして生きていけません。 このような機能をいちいち潰していくのに、コントロールパネルからそれらの機能を探すわけですが、さすがはVista。せっかく実装してやった新機能の設定を容易にいじられないような工夫がしてあります。 もはやこれは絵描きに対する宣戦布告wwwwwwwwwww。 コントロールパネルのカテゴリ表示と中身の位置を変えてきたので、どれがどれだか結局よくわからないわけです。 それなのでクラシック表示→詳細表示にすると今度は項目が多すぎて探しにくいと。 この駄文を書いていてアイコン(小)の方がなんぼ直感的に探せるのかと思ったのはこの際除外。 GUI関連では無駄にウィンドウ枠が広くなったり標準フォントが大きくなったりして、その分マウスの移動量が多くなっています。 すっきり見やすくなったと言えますが、各メニューやコマンドを指定するための移動量がXPよりも増えざるを得なくなります。 移動量が増える=それだけ大きく腕を動かすということで、最終的には作業効率に影響することになってきます。 そんなの慣れればいい、と考えられる方はそれでいいと思いますが、そうでない方はやはりクラシック表示に戻すべきかと。 だいたいAeroつったって後ろが透けてるだけだし。 ここまでしないと自分好みの設定にならないというのは、PCヲタとしてはかなりヤリガイがあっていいのかもしれませんが、絵描きとしてはここまでしないときちんと絵を描かせてくれないかよ、と先ほどの発狂を超えて空虚になってしまっていたり。 悟りにちょっと近づいたのかもしれません。 ま、64bitにこだわらなければVistaとの出会いはもう少し穏やかなものであったのかもしれませんが、普通の(64bitじゃない)OSには興味がありません!、なのでこの不幸な出会いはもはや運命だったとしか言いようがありません。 win2k→XP(32bit)では大きな問題もなく移行できたような気がします。 XP(32bit)→XP(64bit)でもそれほど大きな障害もなく(障害も解消できた)移行。 今回のXP(64bit)→Vista(64bit)はてんやわんやの大騒ぎなのは上記駄文でも明らか。 間違ってもすんなり移行完了ではなかったですね。 さて、Vistaベースとはいえパフォーマンス等でも有望視されているWindows7が絵描きに対して優しいOSなのか絵描きなんてPC業界のクズ同然、弾圧されて然るべき存在として定着してしまうのか、興味が尽きません(笑)。 と、言うかマジでVistaと和解できたのでしょうか?。 なーんかまた波乱がありそうな気が・・・。
| ヲタク::PCとか | 01:23 PM | comments (x) | trackback (x) |
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