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さようならRADEON(3)
 次期主力ビデオカード選定もなぜかシリーズしてしまいまして、今回がその最終回。
 なんでシリーズ化してるんだ?。

 と、言うことで前回はMatroxのMシリーズで一時はカミングアウトしそうになった次期主力ビデオカード選定一人会議(笑)。
 ラデとゲフォの一騎打ちとなったんですが、実はこの時点でボクの中では既に勝負が決まっていたりします。
 RADEONは去年2本も買って一つは熱暴走、もう一つは1年目で動作不良(多分)となりまして、ボク内部でのATIチップの信頼性は限りなく低下しています。
 今度はGeFoceでキメてみましょうか。

 さて、浅知恵でざっとGeForceシリーズを調べてみて選定条件2)の価格帯に収まって目に付いたのは、

 GeFoce 9600GT / 9800GT,GTX

 あたりになります。
 さすがに Quadro シリーズとか無理。


 上記以外のモデル(8000シリーズなど)は最初からアウトオブ眼中でした(笑)。
 熱=消費電力効率で考えるなら8800とかより9600あたりだと聞いた気がするので・・・。
 そこで予算2万円以内で該当シリーズを探してみると 9600 / 9800 シリーズは様々な仕様があって、尚且つ価格帯がほぼ同一だったりして、その点から見てもこのチョイスは所謂妥当な線なんだろうな、と思ったりしました。
 色々と選びようがあるモデルだとは思いますが、それは恐らく地政学的な問題により実際の選択幅はそれほど広くないでしょう。
 宇都宮あたりでそんなに幅広い商品ラインナップなんてあるはずがないからです。
 まあともかく9600GTでも9800GTでもいいから1スロットのものが売っていることを祈るばかりです。
 案の定、ベルモールのTOWTOPに行ってみるとELSAの9600GTくらいしか1スロットモノは売ってなかったわけで(後のは判別不能っぽいヤツが複数)、あとはファンレスがちらほらありましたが、ビデオカード実装環境的に1スロットであってもファンレスとかは危なすぎて使えない気がします。i-ram熱すぎ。
 と、いうわけでELSAの9600GTを15K円で購入

信頼のELSA

 予想通り宇都宮ではもうほとんどこれしか選択肢がなかった気がします。VARMだけは1GBになるべく近づけたいとか考えなくもなかったのですが。
 PC自作人生ここにきてやっと信頼のELSA製品を購入したわけです。
 今度こそ大丈夫だよね?。信頼のELSAなんだし。

 帰宅後すぐ取り付け。
 すぐMillenium P650取り外し。
 最近の流行のビデオカードは(笑)カードの全長がかなりあるので、あまりの長さに筐体内の何処かと干渉して入らなかったらどうしようと思わなくもなかったのですが、モリモリになっている配線をどうにかすればすんなり入ったし長さも特に問題にはなりませんでした。
 給電用の6Pコネクタがあり、通常の4Pから変換をかまして接続(標準添付)。
 450W電源なので少々電力的に足らない気がしないこともないが(大いにありそう)、通常運用ではまず高負荷がかかることはないはずなのでこの状態で様子見。

もうなんていうかね、I-RAMがね・・・狭くて・・・

 そのための比較的低発熱低消費電力のGeFoce 9600GTなのだから。
 もしも電力が足らなそうなら530W電源が永遠の予備として確保してあるので、そちらに乗せかえと言うことで。
 ま、普通に電力が足らなければ正常に起動できないですし、とりあえずは大丈夫かな・・・と。
 GPUの温度を測るのに使っていたセンサーはさすがにこの一体型クーラーでは取り付く島もないので、仕方なくヒートシンクの温度を測ることに。
 
 (今度こそ)ありがとうMatrox。
 (今度こそ)もう戻ることはないだろう・・・。
 (今度こそ)そしてさようなら。

 ELSAの添付ドライバじゃなくてnVidiaオフィシャルから最新ドライバを落とす。
 なんだかATIのより簡素ですね。
 GPU温度確認とかオーバークロック設定とかないんですかね?。

 あっけないほどカード実装ならびにドライバインストールが終了してしまい、ちょっと拍子抜けしましたが、これでVistaにお絵かきさせてもらえるならこの上なくよいことではないですか。
 微妙に時間が余ったので、早速PhotoShop CS4の体験版を再びインストールして本当の実力を測ってみましょう。
 まあぶっちゃけSAIやPainterでカンバスの回転ができるので今更PhotoShopでできたからといってそれほど新鮮でもない、というのが感想です。
 絵描きにPhotoshopを使っている人間の方がマイナーな種類なので致し方ないとは思いますが。

かいてんしてるぅー

 ズームも何故かアニメーションしてますね。
 だからなんだ、と思ったりもしましたが。

パフォーマンスの設定
OpenGLの設定

 それより何でカンバスの回転を3D処理せざるを得ないようにしたのか、という点の方が疑問でなりませんがね。
 カンバス回転やズームのアニメーション自体は速度的に特に気にかからないのですが、その状態(OpenGL描画を有効にすると)で塗り始めると、ペンの追随性が若干落てますね。
 こういうものだ、思えば気にならないのかもしれませんが、このワンテンポ遅れた処理が気になる人はなるでしょうね。
 明らかにボクも気になります。
 以前がストレスなく動いていただけにこれはちょっとなれるのに時間がかかります(慣れちゃダメだ!)。
 なんだよ折角のCS4のウリの機能が使えないんじゃせいぜいメモリが多く使えるようになった程度じゃんかー(それでもメリットがある人が多いと思いますが)。
 ・・・だがそのくらいで絶望することなく更に情報収集。
 Aeroを切れば軽くなる、との情報を得まして、早速試す。
 確かにペンの遅延が減りました。このくらいの追従性なら絵描きに支障が出ないと個人的には思いました。
 おお、これは使えるんじゃないのか?。
 ミドルクラスのビデオカードでもこれだけできればええんちゃうの?。
 爆熱大飯喰らいのアメ車ビデオカードじゃなきゃモノにならないってわけじゃなさげだし、Adobeも最低動作環境についてはかなり考慮したでしょうし。
 それっぽく動きましたが、長時間の作業で影響が出るかどうかが最終的な問題でしょうね。
 VRAM使い切ると重くなるとか云々という噂があるとかないとか・・・。
 メモリの速度よりメモリの量が多いほうがいいとかなんとか・・・。

 さてこの評価が”GeForce 9600GTくらいでなんとか動く”なのか”GeForce 9600GTくらいじゃなきゃまともに動かない”というべきかが難しいですね。

 まあ残念ながら今ところPhotoShop CS4を買いたくても買えない状態なので、体験期間終了までのほんのお遊び程度となってしまいましたが。
 早くPhotoshop CS4を買えるようになりたいです。

| ヲタク::PCとか | 01:37 PM | comments (x) | trackback (x) |
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