2009,01,01, Thursday
コミケも無事に終了して、あとはハナクソでもほじりながら「行く年来る年」でも見て新年を迎えようと思っていたのですが、そうもいかなくなりました。 発端はつい1週間ほど前。 コミケの準備もやっと終わり、2月のサンクリに向けてCG集製作を再開しはじめたつい先日のこと、CG集の表紙案を編集中のPhotoshop CS3が異常終了してしまいました。 たかだか作業容量10GB程度のデータを扱っただけなのに・・・。 いやあキャッシュ全開で画像回転しまくりだと自ずと展開容量が増えていってしまいまして、I-RAM容量の8GBを超えてしまいまして未知のの領域である2台目HDD(80GB)が待ち構える3次仮想記憶まで使い始めてしまいました。 その矢先、当方の環境ではほぼ異常終了することのなかった堅牢超安定だったPhotoShopが異常終了してしまいました。 以後画像ファイルを開くことも画像の新規作成もできなくなり、開こうとすると異常終了となってしまうのです。 なんだこれは、何の災いなんだ。 穢れじゃっ!。 ちなみにCS2では問題なく画像が開けて、導入検討のために入れてあった体験版期間中のCS4では64bit版で症状が発生して、32bit版では画像が開けるという奇妙な状況に。 なんか特定のOS側のdllだかそれっぽいのが吹っ飛んだんでしょうか?。 ともかくよく分からん症状になってしもうた。 PhotoshopCS3の再インストールをしても状態は特に変わらず、これはもはやOSの再インストールの時期なのではないかとの天啓だと思わずにいられません。 なにもこの年の瀬にこの啓示をお与えにならずともよかろうに・・・。 コミケで上京した際に、念のため(というかこういう状況を想定の範囲だと思ったりしたので)16MBキャッシュの160GBHDDを3500円くらいで購入しました。 つうか1.5TBとか買う奴頭おかしくね?。 いやボクも1TBを今年買ってしまいましたが。 てなわけで、昨年64bit化コンペで敢え無く敗れてしまったWindows Vista Ultimate 64bit版を新規購入の160GBのHDDに入れましょう。 父さんの言ったとおり、世の中無駄なことはなかったんだ。「人間万事塞翁が馬」は本当だったんだね。 Windows7のベータ版(無償)が導入できる時期になってたけど(笑)。 恒例エクスペリエンスインデックスなんですが、Radeon HD2600ProのおかげでボトルネックだったMillenium P650時代よりもスコアは良くなってますね。 つうかグラフィックスがラデになったのが大きいんですよね、これって。 これwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。 Matorox時代が1.0だったわけだがどんだけ発色よかったんだよwwwwwwwwwww。 去年の今頃にXP x64 EditionとVista 64bit版を試したわけですが、その際に問題になったのがプリンタ対応と一部ソフト(主にIllustrator)の64bit対応についてでした。 主にプリンタ問題についてはVitualPC2007にて仮想32bit環境を構築することによって間接的に回避することにしましたが、今回はもうちょっと積極的に問題を追及してみましょう。 プリンタが接続されているサーバPCがwindows2000というのが問題なのかと思ったりしたりするわけでして。 XPx64での経験から、OS添え付けのプリンタドライバで認識してるならなら鯖隷下(パラレル-USB変換など)の共有環境でも使えそうな気がするので、抜本的な改革としてWin2kからXPへのアップデートも並行的に行いたいと思います。 なんだこの降って湧いたような今年最後の一大プロジェクトは。 残り少ない今年なのにwwwwwwwwwwww。 ・・・つうわけでサーバPCのXP化も予備で買ってあった40GBのHDDに交換してすんなり完了。 Promise FirstTrakTX2でのRAID0/1のHDDもすんなり認識し、出だしは好調。 ただ、このサーバPCは鯖兼印刷用PCという特殊な稼動環境だったりするので、モニタが逆に取り付けてあったり中腰で操作が基本とか保守作業をするには非常に面倒な環境なので、それそれですんなりいった結構アタマに来たりしました。 いかんせんPentium4 1.6GHzというのがそろそろボトルネックになりつつあるのかな、とも思いますが、とりあえずは無理矢理使っていこうと思います。 問題のプリンタの件は、やはりXP純正のドライバならVistaでもドライバ要求されずに認識できることが判明しました。 更にひとつのプリンタに複数のドライバを割り振れることが解ったので、Vista64bit版でドライバが用意されていない/動作しないものについてのみMSのドライバを使ってそれ以外はEPSONのドライバで・・・という使い分けが可能となりました。 すげえ、これで全PCよりすべてのプリンタを使うことができる!。 科学の勝利!万能文化の勝利!ITマジすげえ!俺マジすげえ!。 ・・・とか自画自賛したのも束の間、実際に印刷を検証してみると片側のデバイス(MJ-8000Cの場合EPSONドライバ)ではスプール時に必ずサービスが落ちるという不具合が発生してしまうので、プリンタデバイスのダブルバインド化は間違いなのかもしれません。 また、何故かPM-3700CのドライバがVistaに入れられないというよくわからん状態にもなったりしていて、なおも原因究明は必要ですね。 VertualPCに無駄にOSのライセンス費やしている旧環境よりは幾分かはマシとなった気がします。 プリンタの件もほどほどにして、メインストリームであるPhotoshopがらみの設定を。 photoshopのワークスペースや登録してあるアクション等のいわるゆる環境設定ファイルはひとつのフォルダにまとめられているので、そいつを旧環境から新環境に上書きすれば設定はそのまま継承することができます。 XP以前とVistaでは若干違っていますが、まあこれを知っていればPC移行や障害復旧の際に迅速な行動が取れますね。 詳しくはここで(参照)。 また、GPUアクセラレーションのサポートも受けられるようになりましたが、正直よくわかりません。 相変わらず画像を開くのがワンテンポ遅い気がしますが、まったく開けなくなる状態よりははるかにマシなのでとりあえずはできるだけ気にしない方向で進めて意向と思います。 一杯入れすぎてよくわからん状態になってるフォントなんかも旧システムHDDのフォントディレクトリから上書きなしのコピーで移植。 XP x64のシステム入りHDDをUSB接続にして待機させ、必要なデータが出たらその都度取り出してコピーするという即応体制が理想ですよね。 去年の最大の懸案だったIllustrator10についてですが、前回のVista64bit版では起動したのですが、何故か今回のVista64bit版では起動中に落ちるという旧環境XP x64の状態と同じになってしまいました。 なんか前回よりも結果が悪くなっているというのは癪なので、今回はもうちょっとあがいてみようと思います。 つってもIllustrator9を入れてみるだけなのですが。 Illustrator9もやっぱり起動中に異常終了してしまったので基本設計からして64bitには対応していないのかな、などと半ば諦めかかっていたのですが、互換モードをwin2kから98/Meへと落としていった矢先に、なんか重そうながら起動しやがったのです。 やったねIllustrator9。 もしかしてIllustrator10も同様なのか?(検証する気ナシ)。 ・・・でもIllustratorってバージョン違うと極端に読めなくなったりしますよね。 これからはIllustrator9形式での保存をデフォにしましょうかね。 一昼夜でほぼ旧来のXP x64環境とほぼ同程度の環境を作り上げることができました。 印刷関係など少々しょっぱいところがありますが、以前の環境よりも格段に使いやすくなったと思います。 無理矢理ながらも絵描き環境の維持向上が無事に成し遂げられました。 果たして幸先のよいスタートを切った事になるのでしょうか。 改めまして。 あけまして(インストール)おめでとうございます 旧年中はXP 64bitでしたが今年はVista64bitで描くようよろしくお願いいたします
| ヲタク::PCとか | 04:31 PM | comments (x) | trackback (x) |
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